2007年08月21日

一年を振り返る

Judge Business School

ここ一週間ほどは粛々とIP(卒論)を書き上げる日々が続いてましたがそれも今日でやっと終了。後は指導教官にOKをもらって製本(といっても簡単なバインディングですが)して提出して終了。そんなわけで、MBA関連の記事もこれで最後となりそうですので、卒業より一足早いですが、このブログもこの記事をもっておしまいとしたいと思います。

さて、この一年はどうであったか。様々なtake awayがあったので一言で表すのははっきり言って不可能ですが、自分にとっては何よりも「視野が広がった」というのが一番良かった点でしょうか。広い視野を持つことはどんな場面であれ、物事を偏りなく多面的に見ることが出来るようになり、またより客観的で正確な判断を下せるようになるという意味で昔から重要なことと考えているものの一つですが、それを存分に満たしてくれたという意味で非常に満足いくものがありました。例えばビジネス面の知識という意味で言えば、授業を受けていて、「これをあのとき知っていたら絶対違う立ち振る舞いをしていただろうに」と前職でのことを思い出してみたことが多々ありましたし、それまで全く興味がなかった分野に目覚めてみたりと様々な今後に向けてのきっかけを作ってくれました。またクラスメートからも数多くのことを学びました。皆優秀なクラスメートばかりで誰もが前職ではout performerと言われてた人たち。誰もが必ず何かキラリと光るスキルを持ち合わせており、グループワークではそれを存分に発揮させていました。全ての面において完璧という100% Role Model的存在はさすがになかなかいませんが、リーダーシップスキルであったり、実行力であったり、ソーシャルスキルであったり、ファイナンス等のハードスキルであったり、「ここは見習うべきだな」、「ここは参考になるな」、あるいは単純に「すごい!」という部分的Role Modelには沢山出会った気がします。そんな彼らと仕事をすることで自分を見つめ直す非常によい機会にもなりました。チームの中で自分はどういう存在でいるのが一番良いのか、どういう事が得意でどういう事が苦手か、など、今まで仕事してる時は考えもしなかったことについて深く考え、気づかされたのは今後にとって非常にプラスになった気がします。自分を知るというのは簡単ではありませんが、それが出来たらそれほど強いことはないような気がします。苦手な部分については直せるものであれば改善できますし、そうでなければそれをカバーするように事前に手を打ったり、その部分に強い人の力を借りたり、と策を練ることが出来るからです。「苦手そのものは悪でなく、苦手であることを知らないということの方が悪」と言えるでしょう。このように、いろんな意味で視野を広げる場を与えてくれ、今後に向けての良い「きっかけ」を作ってくれた貴重な場が自分にとってのMBAだったような気がします。

たかが一年コースに参加しただけでははっきり言って何も変わりません。どの授業も表層部分をなぞるようにものすごいスピードで過ぎていきますし、何かハードスキルが身についたと言い切れるものは少ないからです。むしろ知識を得たいだけなら専門書をじっくり読んだ方がよほど深く学べるでしょう。ただ様々な経験による視野の広がりによって意識は確実に大きく変わったと自覚できます。この意識の変革は今後の行動を大きく変えることとなると思います。故に、ここで築いたまだ地盤の緩いベースを、これからどれだけ今後の仕事での経験を絡ませ自分のソリッドな力に替えていくかがMBAを本当に活かせるかどうかの分かれ目になるような気がします。「きっかけ」と上でも表現したのはそのためでもあります。いろんな意味で「これから」だと思います。

ケンブリッジ大学というコンテクストで言えば、たった100人強というアットホームで居心地が良く、国連顔負けの国際性豊かなクラス環境、MBA以外のアカデミア達と接して自分にとって全く未知の世界の話を聞けたということ、たまにタキシードにガウンを着て、ワインボトル片手にフォーマルディナーに参加して古くからの伝統に触れたり、と「ここにして本当に良かった!」と心から思える瞬間がいくつもありました。ここを「母校」と今後呼べることは大きな誇りとなりそうです。また場所に関しても、これまで幾度も紹介してきましたが、ケム川をはじめ緑あふれる落ち着いた環境は申し分ありません。

Change of industry, change of job roleなど、キャリアチェンジを目指してのMBA取得、ある意味人生の分岐点に建つことになるという意味でこのブログもcrossroadsと名付けていましたが、予想以上にかけがえのない経験をさせてくれた、他に類を見ない最高のcrossroadsだった気がします。Cambridge MBAのキャッチフレーズ"One year that will last you a lifetime"は単なる謳い文句ではありません。Factです。これを読んでくださっている方でヨーロッパでMBAを目指そうと考えておられる方がおりましたら、それだけはお伝えしたいと思います。


まだまだ想いは色々とありますが、ざっと振り返ってこんなところでしょうか。というわけでこのブログもおしまい。一端筆を置きたいと思います。今までご愛読ありがとうございました!


- 終 -
posted by kensuke at 08:24| Comment(8) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月14日

これぞ英国の美!Cotswolds & Bath 4



旅行4日目。向かった先はBourton-on-the-waterよりやや北にあるSnowshill。ここはラベンダー畑で有名な場所ですが、時期を外して訪れた我々は残園ながら一面に広がる紫は拝めず。更に進んで坂を下っていくとSnowshillの村に到着しました。



この村は、Cotswolds特有のハチミツ色の岩で出来た家々はもちろんのこと、広大なセブン丘陵地帯を見ることの出来る村からの景観がなかなかのもので↓、自分にとっての一番のお気に入りとなりました。






ここは谷の中腹にあるせいか起伏の激しい村でしたが、頑張って村を一周。観光客もあまりおらず、とても静かでした。




この村周辺の見所としてはナショナル・トラストに管理されるマナーハウスや、少し離れますがスードリー城、ミル・ディーン・ガーデンなどがあるみたいです。


Snowshillの次はすぐ近くの街Broadwayへ移動。ここはその名の通り広い目抜き通りを中心に栄えた比較的大きな街でした。


ここはこれまでの他の小さな村に比べると比較的近代的だったのであまり見所といえる場所はないような印象でした。


この街ではまたPubでランチを。ガツンとステーキを食べてみましたが普通にうまかったです。Cotswolds周辺の料理はもしかして全体的に捨てたものではない?


近くにイギリスの12の州が見渡せるというブロードウェイ・タワーという高さ20mの塔がありますが、それがこの街の近くの一番の見所でしょうか。高さ20mといえどもこの辺はCotswoldsの中でも最も標高が高い場所に位置するので侮れません。我々は時間の関係でパスしてしまいましたがもしかしたらすごい景色が見られたかも、と後で後悔。


Cotswoldsの中でも随分北まで移動してことになりますが、この先帰る前にシェイクスピアの生家のあるStratford-upon-Avonに行くか更に北まで足をのばしてWarwick城に行くか迷った末、少し変化をつけたかったため後者を選択。Stratford-upon-Avonを通り抜けつつ1時間以上かけて北上してやっとCoventry周辺に到着。Warwick城への行き方は丁寧な標識のおかげですぐわかりました。


思ったより変な形の城。ここは歴史を伝える場所というより完全な子供向けアトラクションと化しており、家族連れでごった返していました。


Lord of the Ringsばりのコスプレで子供達を楽しませるスタッフの面々(笑)。




一部城の中に入れる場所があり、そこでは当時の生活ぶりを蝋人形をつかってリアルに再現していました。人があまりにリアルなのでさすがに娘も怖がっていました。


おそらく100段以上はあったと思われる螺旋階段をひたすらのぼると塔のてっぺんまであがれます。ここからの景観は登りのキツさを一気に吹き飛ばしてくれました。





これで旅行はおしまい。後はひたすら東へ移動し、1時間半ほどかけてCambridgeまで戻ってきました。

今回のドライブは英国らしさを堪能するのにこの上ないものとなりましたが終始ラウンド・アバウトには苦しめられました。日本の高速みたいにきちんと標識が出ていない場所がしばしばあり、間違った方向へ出てしまったことが幾度もありました。更に大小のラウンド・アバウトが何回も続く場所が特に大きめの街の郊外ではいくつもあり、いい加減にしてくれと何度思ったことか(笑)。ただ混んでいなければ、信号付きの十字路と違って止まる必要がないので(一時停止はもちろん必要)そう言う意味でのストレスは軽減されていたかもしれません。まぁ全ては慣れなのでしょう。

Cotswolds、また是非訪れてみたい場所です。
posted by kensuke at 05:03| Comment(2) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これぞ英国の美!Cotswolds & Bath 3



旅行3日目。Bathを出発して、時には↑こんな木のトンネルを通り抜けながらまず向かったのは南東にある小さな村Lacock。ここはハリーポッターの最初の映画の撮影場所にもなった事でも有名とのこと。


到着するとここのAbbeyや博物館を目当てにやってきてた観光客でいっぱいでした。我々も一瞬Abbeyに入ろうかと思いましたがかなり高い入場料を取られることがわかったのでパスすることに。後にハリポタの撮影場所はこの中にあったことを知りやられた〜という気分。


ですが、街並みを見るだけでも充分楽しめました。このあたりは中世期から18世紀の間に建造された古い家ばかりのため、1800年以降に建てられた家はこの村には1軒もないとのこと。


パン屋もどこかいい感じの雰囲気でした。中の店員のおばちゃん?も中世っぽい衣装を着ており観光客へのサービスもばっちりでした(笑)。


静かな流れの川。水も限りなく透明でケム川は比になりません。


情緒あふれる古い家々。とても小さな村ですのでじっくり歩いて回ってもせいぜい1時間くらいで全て見て回れます。


さて、Lacockを出発して次に向かったのがCastle Combe。大した予備知識もなく、ガイドブックに載っていた小さな写真が綺麗っぽかったので行くことにしただけの場所でしたがこれが見事あたりでした。妻にとっては一番のお気に入りの村となったみたいです。


The Street(そのまんまやんけ)という坂になった大通りの両側に200mくらいかけて家々が立ち並んでいるだけのこれまた更に小さな村で、見て回るだけでしたら20分もかからないでしょう。


Cotswolds産の独特な石で作られた家に飾られた花が映えます。


観光客はstrictly prohibitedの地元住人のみ入れる居住空間。


マナーハウス・ホテルの中の様子。ここも宿泊客でないと入れないようになっていました(フェンスの隙間からカメラをつっこんで撮影)。ここで一泊するのは£235とかするらしいです・・・。


坂の下から村を見たところです。手前の緑の横にBibury Riverが流れています。


坂の上の方からの一枚。この村のPubでランチを取りましたが普通にうまかったです。PubランチがうまくないのはCambridgeだけ??


次に向かったのはBourton-on-the-water。ここはBiburyやCastle Combeに比べたら全然大きな街でしたが、とても良い雰囲気で、「Cotswoldsに住むならここだね」と妻と勝手に合意していました。


この街の中心になっているのがRiver Windrush。その川沿いでローカルの人たちがおのおの好きなようにくつろいでいる様子は見ていて和みました。




ここも他の村同様とても水が綺麗で、また浅くて安全なため子供達は中に入って水遊びをしていました。


この街の見所の一つModel Village。この街のミニチュア模型があります。


これには娘も大はしゃぎ。小さな窓の中から覗いている人形を発見して喜んだりしていました。


それにしてもこの模型は非常に良くできています。こうして写真にすると普通の家を撮影したかのように見えます。このModel Village自体もミニチュア化されており、更に小さなミニチュアビレッジが作られていたのには笑わされました。


今回は行きませんでしたが他にこの街の見所としてはコッツウォルド自動車博物館やバードランド鳥公園などがあります。

この日はここまで。Oxford近くの友人の家にお邪魔し、一晩の宿を借りました。
posted by kensuke at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月13日

これぞ英国の美!Cotswolds & Bath 2



旅行2日目はBathで一日観光。ここで泊まったB&Bは人の良さそうな初老の夫婦が営んでいる小さなゲストハウスで、中はビクトリア調のインテリアで統一され、とても良い雰囲気でした。部屋も非常に清潔で使っているこっちが気を遣ってしまいそうになるほど。朝食のFull English Breakfastもとても美味で「Fish & Chips以外にも食える物がイギリスにもあるではないか」と思わずうなってしまったほど(笑)。

さてBathといえばRoman Baths。まずはそこに向かいました。



IMGP8458.jpg
これが紀元前1世紀に建てられたとは思えないくらい保存状態がよい遺跡です。ローマ帝国時代の一大保養所として使われていたとのことですが、当時から温水プールで遊んでいたとはなんとも贅沢な話です。

IMGP8460.jpg
水は46度で保たれているとのことですが、ちょっと指をつっこんでみると確かにいい感じの温度。深さは約1.5mだとか。


おみやげ屋から外を覗いていたクマたち(笑)


Roman Bathsを見て通りに戻ると人だかりが出来ており、何かと思えば大道芸人がパフォーマンスをしている最中でした。パフォーマンスといっても口で観衆を笑わせてるだけで何をやってるわけでもなかったのですが・・・


何をやるのだろうとしばし見ていたら、やっともったいつけて始めたのがこのナイフのジャグリング。これが最後のクライマックスだったようです。

それはさておき、この後Bath AbbeyはどうせKings Collegeのチャペルのデカい版だろうとスルーし、バルトニー橋に向かうことに。途中Paradise Gardenとかいう有料の公園に寄り(有料なだけあって花や草木はかなり良く手入れされていました)、橋に到着。


なかなかの迫力です。


ここも洪水の影響からか、大きな流木があちこちで引っかかったりしていました。


街中ではなんと馬車のタクシーが。


街中の雰囲気はこんな感じ。

最後は記事トップの写真にも載せましたがRoyal Crescentへ。この前の広場でしばらくごろんとして昼下がりのゆったりとした時間を楽しみました。


広場では、疲れた我々とは反面、娘は大はしゃぎ。水を得た魚のように広場を走り回っていました。もちろんこの後すぐに爆睡し、ベビーカーを持っていなかった我々は抱っこをして移動せざるを得なかったのは言うまでもありません・・・。重かった・・・(涙)。
posted by kensuke at 19:46| Comment(3) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これぞ英国の美!Cotswolds & Bath 1



3泊4日でCotswoldsとBathにドライブ旅行に行ってきました。天気は終始晴天に恵まれ、移動は多かったですが英国らしさを堪能できた充実した旅行となりました。

初日はBathに向かう途中Bicester Villageというアウトレットにちょっと寄った後Biburyという村に寄りました。この村はウィリアム・モリスという芸術家に「イングランドで最も美しい村」と評された場所と聞いていたので以前から気になっており、最も楽しみにしていた場所でした。


B4425というフリーウェイを疾走していたら何の前触れもなく突如現れた村は噂通りの美しい場所でした。


この村で最も有名な?撮影スポット、Arlington Row。古い家が建ち並び時間が止まったかのような空間です。


同じ通りを反対側から撮ったところ。これらの家々は17世紀に建てられそのままそっくり残されているとのこと。




川は恐ろしく透明で川底がしっかりと見えるくらい水がきれいでした。ですが数週間前にあった洪水の影響か、流れが非常に速かった気がします。カモも泳いでるのか流されてるのかわからないくらいの速度で目の前を通り過ぎていったりしていました(笑)。

IMGP8358.jpg
街の端の方にあったセント・メアリー教会。

写真にはアップしませんでしたがこれら以外にThe Swan Hotelの前の庭園(宿泊者でないと入れませんが)、トラウト・ファームなど見所となる場所がいくつかあります。

この村には2時間ほどいたでしょうか。じっくり英国らしい雰囲気を味わった後にBathに向かい更に南下していきました。BathにはCirencesterを通り抜け、A433→A46というルートで行ったのですが、こここは丘陵地帯なので走っている途中に目を見張るほど美しい光景が広がり車を止めたくなる瞬間が何度もありました。
posted by kensuke at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

快晴続き



このところずっと悪天候が続いており、南西部では洪水まで起きてしまったイギリス。その鬱憤を晴らすかのようにここ数日はこれでもかというくらい快晴続きです。この週末は気温もぐっと上がり、やっと夏が来た感じがします。今年のイギリスは夏が来ないまま終わってしまうのだろうと諦めてた矢先だったのでちょっと嬉しかったり。特にやることを決めていなかったので土曜日は家の前の公園Lamma's Landに娘と遊びに行ってきました。行ってみるとものすごい人でごった返していてお祭り状態。深さ40cmくらいの浅瀬のプールもあるのですがそこも子供でいっぱい。夏になって水がきれいにされているとは言え、なんだかんだ汚いと思われるので絶対に娘はそこに入れるまいと「あそこに入ってる子達はみんな悪い子なんだよ」と訳のわからぬ方法で娘をだましだまし説得?していましたがこの日はさすがに娘も入りたそう。仕方なく足だけ浸からせたりしていたのですがそのうち結局首まで浸かってはしゃいでいました。楽しそうにしていましたがこちらは冷や汗もの。帰ってからすぐにシャワーで消毒?したのは言うまでもありません。このLamma's Land、もう少し奥までいくとケム川があり、アヒルや白鳥の餌付けポイントがあるのですが、この日はパンの餌をあげにも行きました。自分でなんだかんだ半分以上食べてしまいつつ、怖がりながら鳥たちにパンをあげる娘ですが、こうやって動物たちと触れあってたことを大きくなっても覚えていてくれればと願うばかり。



日曜はふらっとGrantchesterまで足をのばし、風と太陽と草と牛(!)を楽しんだあと、結局どうしても行ってしまうThe Orchardでお茶を。この時期は本当に混んでいて着いても席を見つけるまでが一苦労です。それでもリンゴ園の中で、木の骨組みと布一枚だけで出来たボロ椅子を後ろまで倒し、ごろんと寝転がって空を見上げてコーヒーを飲む感じは至福の時という感じです。どこかとてもイギリスらしいここの雰囲気はとても好きです。



さて卒論はといえばやっと5,500 words。二部構成の一部が終わり、やっと半分が終わったと言うところ。次の部分を始めるにはまたいろんな文献を読みあさってネタ集めしないとならないので再び着手するまで少し間が空きそうです。そんな状況ですが明日から3泊4日でBathとCotswoldsまでドライブ旅行に行ってきます。イギリスに来て初ドライブ。国際免許の期限切れ間近でやっと使うときが来たという感じです。こういうことももっと以前からやっていなかったのも、テニスに続くケンブリッジ生活後悔リストの一つに挙がりそうです。まぁそこまで時間がなかったといえばそれまでですが。
posted by kensuke at 08:03| Comment(6) | TrackBack(0) | Cambridge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

初芝



といっても島耕作の話ではありません。テニスコートの話。最近テニスをやる機会が一気に増えてきていますが、ついにこの間念願の本物の芝コートでプレイすることが出来ました。グラスコートといえばメンテナンスの手間もありますし、人工芝と大体相場が決まっていますがここはその限りではないようです。テニスコートを持っているカレッジのいくつかは本物の芝コートを維持しており、もちろん無料でプレイさせてくれます。この時期は夏休みということもあり、学部生はほとんどカレッジにおらず、平日ともなるとガラガラ。思いつきでコートに足を向けても全然余裕で使えます(写真は我がChurchill Collegeのテニスコート。奥はクリケットグラウンドでその更に奥がカレッジ施設。広いです)。

肝心の感触はというと・・・若干違和感があるのは否めません。ゴルフコースのグリーン(てほどまで芝は細かくないですが)の上でやっているような感覚で、ボールは思う以上にはねず、踏み込んだ感触も柔らかいので慣れるまで時間を要する感じです。ただ膝とかには優しい感じで長時間プレイしていても疲れません。

しかしテニスもサッカーとかと並行してやっておけば良かった、と今になってやや後悔。これだけ自由にやれる環境にありながら、サッカーやスカッシュなど自分にとって新しいスポーツにチャレンジすることばかりに目を向けてしまい、せっかくの機会を逸してしまった感じです。残り少ないケンブリッジ生活ですが時間が取れるときはもう少し芝コートの感触を楽しんでおこうと思います。

ケンブリッジ生活はいつ終わるのかはちなみにまだ不明。今のフラットは今月の23日に出ないとならないのは確定していますが、卒業後の新たな仕事はロンドンか北欧か日本になる可能性があり、それが確定するまで動くに動けません。フラットを出る日までに確定しなければカレッジの施設にしばらく泊めさせてもらうとかしなければならなそうです。IPもまだ3300字・・・。めちゃくちゃ筆が重いです。。。
posted by kensuke at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感・独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

Individual Project



MBAのレクチャーが全て終了して早一ヶ月。就職活動はしていたものの最後の卒論(IP)に関してはほとんど手をつけておらず怠けていましたがようやく始動し始めました。もともと「MBAなのになんで卒論があるんだろう」という意識が根底にあったというのに重ね、今回のsupervisorがかなりイケてない先生になってしまったために気合いが抜けきってしまったというのが正直あります。卒論を書くことに時間を費やすのであれば別のElectiveを授業として受けるか、CVPやGCPみたいなhands onのプロジェクトに従事したかったところですが(であればインターンでもやれば?と言われればそれまでですが)、一応MBAも学位ですし仕方ないところなのでしょうか。Supervisorもお目当ての先生方が全部NGとなってしまい(自分のアクションが遅かったことが最たる原因です)、自分が今回トピックとして選んだ事は専門外の先生にお願いせざるを得なくなりました。

IPのトピックは携帯業界におけるブランド・マネジメントにしました。ややGCPの延長でもあります。日本はオペレーター様様の垂直統合型な構造になっていますがGSMネットワークのマーケットに於いてはその限りではありません。端末メーカーもそれなりに力を持っており、端末メーカーのブランド戦略とオペレーターのブランド戦略が1つの製品(端末)に乗っかってきます。強いブランド力を持った2社同志の場合は互いに自分のブランドを前面に出したがるのでどこまでcustomizationをするかが焦点になったりしますが、なんだかんだオペレーターの方が発言権が強いみたいです。いずれにせよCo-Brandingが戦略的な選択肢の一つとしてではなくmustとなっている、かつ、どの会社も皆同じ事をやっている、というコンテクストに於いて効果的なブランド戦略とは?みたいなことがテーマの一つ。それから携帯端末が他の携帯機器(音楽、テレビ、ゲーム等々)と融合していき、社会や生活の中の位置づけが変わっていき、今まで別業界だと思っていたcompetitorsと戦わなければならなくなるであろう今後において、エンドユーザを有利にcaptureできるブランド戦略とは?みたいなのがもう一つのテーマです。これについては主にBrand Extensionについてがメインになりそうです。メジャーな携帯端末メーカーで言えば、Nokia、Motorola、Samsungのトップ3は単一ブランドで幅広いプロダクト・ポートフォリオを展開しているのに対し、業界4位のソニーエリクソンはWalkmanやCyber-Shotなどのサブ・ブランドをうまく利用しているのが対照的です。Brand Extensionの観点で見れば他業界のコンシューマーグッズのブランドを併用しているソニーエリクソンが最も有利と言えそうです。

最終的に結論として書くことが決まっておらず、模索しながら始動始めてしまったわけですが、おかげで先行きがどうも不透明で落ち着きません(笑)。

それはさておき所用で明日より日本に一週間ほど一時帰国!久々にゴミゴミしたあの都市に戻ることに。日本は暑いんでしょうか。なにはともあれ、何が楽しみって寿司と焼き肉とラーメンが久しぶりに食べられることとサッカー日本代表のアジア杯決勝トーナメント(vs Australia)が見られること(笑)。オシムジャパン初テレビ観戦となります。・・・って本来の帰国の趣旨と全然関係ないことばかりに目が行ってしまう。いかんいかん。
posted by kensuke at 07:05| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

Cotonとイチゴ狩り



天気が良かったのでCambridgeの隣町Cotonに行ってきました。隣町と言っても自転車で西の方へ10分も走れば着くところで、しかも小さな集落みたいな所です。ここはGrantchesterに負けずイギリスの田園風景を楽しめる場所でもあります。ここ最近イギリスはずっと悪天候が続いていたので久しぶりの太陽はまぶしく、また一気に気温を押し上げてくれました。



昼食をゆっくりとThe Ploughというパブ・レストランのオープンテラスで取った後、集落を少し自転車でフラフラと。少し行くとすぐにこのような田園風景が広がります。空を見上げると今日はやたら雲に迫力がある日でした。更にフラフラしているとCoton Orchardに到着。ここはGrantchesterにあるカフェThe Orchardとは無関係(多分)。スーパーやガーデニンググッズ、カフェの他、イチゴ狩りまで出来るようになっていたのでせっかくなのでチャレンジ。



畑の方に向かうと人の良さそうなおじさんがプラスチックの箱を渡してくれて、それに入るだけ取って良いとのこと。家族みんなでせっせとイチゴを摘みました。



もういろんな人に摘まれてしまって残ってないのではと思っていましたが葉をめくってみると意外とあるものです。よく熟れた食べ頃のおいしそうなやつをピックアップ。



沢山取れました。



あっという間に箱は一杯になって終了。これで£1.20。安いと言えば安いでしょうか。家に帰って早速食べましたが、甘くておいしいのもあれば変な味がしてヤバいのもありました。どうやら品質に関してはまちまちのようです。



一応リンゴ園なのでここのリンゴジュースも買ってみました。こちらは非常に甘くて美味。

帰りはFootpathという自転車・歩行者道路を通って帰りましたが途中野ウサギの大群と遭遇。自分も生涯でここまでの数の野ウサギを見たのは初めてというくらいでした。改めてCambridge周辺の田舎ぶりを体感した気分でした。街の中で普通に牛が放牧されている姿を見たり、このようにウサギの大群を見たりと、通常ではありえない状況をこの街で体験していると言うことを娘はわかっているのか、少し考えさせられました(笑)。田舎生活万歳!

The Plough Coton
http://www.theploughcoton.co.uk/
posted by kensuke at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Cambridge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

北欧雑貨



前回の所用の続きでまたしてもスウェーデンに行ってきました。今回は家族も一緒に旅行という形で木曜日から月曜日まで。滞在したのはMalmöとLundというどちらも小さな街。大して観光する場所もなかったのでかなりのんびりした日々を過ごしました。


中央広場にて

今回は天気にあまり恵まれず、また晴れたとしても気温はかなり低めでした。前回がやたら暑かったので半袖ばかり持って行ったため風邪を引きそうになってしまいました。それでもせっかくなのであちこち街の中を歩いて回り、北欧らしい風景や雑貨を見て回りました。


裏通りの様子

Malmöは表通りこそ普通ですが、裏通りに入ると石畳の道路にカラフルな家々、そしてその前に花が咲いていて、古めかしい自転車が止まっている、なんともヨーロッパらしい空間が広がったりします。民家があったと思いきやすぐその隣にカフェがあり、犬を連れた主人がコーヒーを飲んでいたり、更にはその隣に洗練された雑貨を売っている小さな店があったり、となかなか楽しませてくれます(しかし石畳はベビーカーやスーツケースには大敵ですね・・・)。


スロット公園にて

中央駅から西に10分ほど歩いたところにスロット公園という大きな公園があり、そこには現在は美術館・博物館として使われているマルメヒュース城や、カジノ、市立図書館などが川や緑の中に建っています。公園はかなり広いので中まで足を運んでいくと完全に緑に包まれてかなり癒しの空間となります。


スロット公園内の風車

マルメヒュース城の横に、使ってるのかどうかわかりませんが風車がありました。風車といえばそういえばチューリップがきれいな季節にオランダに行こうと考えていたのに結局今の今ままで行けずじまいだったことを思い出しました。







さて、北欧といえばどこまでも洗練された雑貨や家具。フォントでいうとイギリスがTimes New Romanだとしたら北欧はCentury Gothicって感じのイメージですが(意味不明?)、中には上の写真のような、スウェーデンらしさを前面に出したデコレーティブなものもありますが、大体どの店に入っても日本のFranc Francを思わせるようなモダンでシンプルなものばかり。Malmöにはそんな北欧デザインの雑貨をこれでもかと展示販売しているForm Design Centerという場所があったので行ってきました。


おしゃれなカトラリー。実用性はいかほど?


子持ちとしてはひときわ注目してしまったのがこのおしゃれなベビーチェア!かっこいい!こんな椅子だったらおてんばな娘もおとなしく座ってくれ・・・るわけないですね。


BMWブランドの子供用自転車。色調といいデザインといい全てが整っています。サドルの下に小物入れがあります。


こちらは大人用自転車。一見どこにでもありそうですがよく見ると細かな部分にデザイナーのこだわりが見られたり、無駄が省かれたりして洗練されています。


Brioブランドの子供用おもちゃ。ただの車なのですがかなりさっぱりしたデザインです。このシリーズの電車バージョンもあったのですが、いずれもクオリティはかなり高かったです。これらで娘は一生懸命遊んでいました。相当気に入っていたみたいです。


同じくBrioブランドのおもちゃ。これらには少しからくりが施されているものもあり、動かすと頭を振るテントウ虫やしっぽを振る犬とかがありました。よく考え得られて作られています。

・・・などなど。他にも色々ありましたがこの辺で。日本の輸入雑貨屋もそうですが、やはりここもデザイナーブランドばかりなので価格もプレミアムが付いていました。大体デザインものは高いものばかりなので、良いなと思っても購入にまでは踏み切れませんが、これらが普通のものとほぼ同等の価格で売られていたら間違いなく買うでしょう。「デザインは普通のものと一線を画す、クオリティも良好、だけど値段は普通のものと同じで手頃」、というコンセプトを実現できたら少しはプレミアムデザイン雑貨屋と一般雑貨屋の間を縫う戦略キャンバスを描けるでしょうか。もちろん更にもう一ひねり、ふたひねり足して更に差別化したいところですが・・・。


Malmöで泊まったホテルから見えた夕焼け。夜の10時頃でもまだこれだけ明るいです。真ん中に見えるのはTurning Torsoという海沿いに建っている高層ビルです。あのビルの向こう側にコペンハーゲンへと伸びている大きな橋が架かっています。

Malmö観光情報
http://www.malmo.se/
posted by kensuke at 23:34| Comment(6) | TrackBack(1) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。