2007年07月03日

北欧雑貨



前回の所用の続きでまたしてもスウェーデンに行ってきました。今回は家族も一緒に旅行という形で木曜日から月曜日まで。滞在したのはMalmöとLundというどちらも小さな街。大して観光する場所もなかったのでかなりのんびりした日々を過ごしました。


中央広場にて

今回は天気にあまり恵まれず、また晴れたとしても気温はかなり低めでした。前回がやたら暑かったので半袖ばかり持って行ったため風邪を引きそうになってしまいました。それでもせっかくなのであちこち街の中を歩いて回り、北欧らしい風景や雑貨を見て回りました。


裏通りの様子

Malmöは表通りこそ普通ですが、裏通りに入ると石畳の道路にカラフルな家々、そしてその前に花が咲いていて、古めかしい自転車が止まっている、なんともヨーロッパらしい空間が広がったりします。民家があったと思いきやすぐその隣にカフェがあり、犬を連れた主人がコーヒーを飲んでいたり、更にはその隣に洗練された雑貨を売っている小さな店があったり、となかなか楽しませてくれます(しかし石畳はベビーカーやスーツケースには大敵ですね・・・)。


スロット公園にて

中央駅から西に10分ほど歩いたところにスロット公園という大きな公園があり、そこには現在は美術館・博物館として使われているマルメヒュース城や、カジノ、市立図書館などが川や緑の中に建っています。公園はかなり広いので中まで足を運んでいくと完全に緑に包まれてかなり癒しの空間となります。


スロット公園内の風車

マルメヒュース城の横に、使ってるのかどうかわかりませんが風車がありました。風車といえばそういえばチューリップがきれいな季節にオランダに行こうと考えていたのに結局今の今ままで行けずじまいだったことを思い出しました。







さて、北欧といえばどこまでも洗練された雑貨や家具。フォントでいうとイギリスがTimes New Romanだとしたら北欧はCentury Gothicって感じのイメージですが(意味不明?)、中には上の写真のような、スウェーデンらしさを前面に出したデコレーティブなものもありますが、大体どの店に入っても日本のFranc Francを思わせるようなモダンでシンプルなものばかり。Malmöにはそんな北欧デザインの雑貨をこれでもかと展示販売しているForm Design Centerという場所があったので行ってきました。


おしゃれなカトラリー。実用性はいかほど?


子持ちとしてはひときわ注目してしまったのがこのおしゃれなベビーチェア!かっこいい!こんな椅子だったらおてんばな娘もおとなしく座ってくれ・・・るわけないですね。


BMWブランドの子供用自転車。色調といいデザインといい全てが整っています。サドルの下に小物入れがあります。


こちらは大人用自転車。一見どこにでもありそうですがよく見ると細かな部分にデザイナーのこだわりが見られたり、無駄が省かれたりして洗練されています。


Brioブランドの子供用おもちゃ。ただの車なのですがかなりさっぱりしたデザインです。このシリーズの電車バージョンもあったのですが、いずれもクオリティはかなり高かったです。これらで娘は一生懸命遊んでいました。相当気に入っていたみたいです。


同じくBrioブランドのおもちゃ。これらには少しからくりが施されているものもあり、動かすと頭を振るテントウ虫やしっぽを振る犬とかがありました。よく考え得られて作られています。

・・・などなど。他にも色々ありましたがこの辺で。日本の輸入雑貨屋もそうですが、やはりここもデザイナーブランドばかりなので価格もプレミアムが付いていました。大体デザインものは高いものばかりなので、良いなと思っても購入にまでは踏み切れませんが、これらが普通のものとほぼ同等の価格で売られていたら間違いなく買うでしょう。「デザインは普通のものと一線を画す、クオリティも良好、だけど値段は普通のものと同じで手頃」、というコンセプトを実現できたら少しはプレミアムデザイン雑貨屋と一般雑貨屋の間を縫う戦略キャンバスを描けるでしょうか。もちろん更にもう一ひねり、ふたひねり足して更に差別化したいところですが・・・。


Malmöで泊まったホテルから見えた夕焼け。夜の10時頃でもまだこれだけ明るいです。真ん中に見えるのはTurning Torsoという海沿いに建っている高層ビルです。あのビルの向こう側にコペンハーゲンへと伸びている大きな橋が架かっています。

Malmö観光情報
http://www.malmo.se/
posted by kensuke at 23:34| Comment(6) | TrackBack(1) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
むむむ。北欧雑貨、最高ですな。
Century Gothic、わかるずらよ。丸フォント形でも、Tahomaじゃないところがポイントなんだよね、きっと。
イギリスはGaramondなイメージもありますが(謎

北欧では、長い冬に鬱にならんように家とかをカラフルに塗る習慣があるそうですが、そのあたりと豊かな自然の彩りがセンスの源なのでしょうか。
日本の町並みで育ってもああはならんわなぁ・・・
Posted by shige at 2007年07月07日 20:29
フォントのたとえは、イイエテミョーです(笑)

僕も良いデザインをもっと安く、マスプロダクトにグッドデザインを、と思っている一人です。日本でも高付加価値だ、知財だと、経産省あたりがインダストリアル・デザインなどにも力を入れようとしているようですが、安い製品となるとデザインコストを誰が負担するかということになりますよね。

ビジネスとして成功しているのかどうか検証したわけではないのですが、イギリスの"habitat"などは無名のデザイナーを発掘してデザインさせるので商品が安く、デザイナーとしてもそこから名が売れたりするので、デザイナーにとっても一種の登竜門的な位置づけになっているというような話を聞いたことがあります。もし本当にそうなのであれば、結構おもしろいビジネスモデルだと思います。

問題はデザイナーに対する求心力のあるブランド構築ができるかという問題と、将来有望なデザイナーを発掘できる目利きを抱えられるかどうか、ということになるのでしょうか。
Posted by gqb at 2007年07月11日 07:49
>Shigeさん、
イギリスは更にBook AntiquaやCourierってイメージもありますね(笑)。北欧のセンスの源がどこにあるのか探ってみたいですね。最近は日本にも北欧で通用しそうなデザイナーとかも沢山いるような気もするのですが、日本は輸入するばかりで輸出はないですよね。これが出来るようになると少し面白くなるような気もするのですが。
Posted by kensuke at 2007年07月11日 08:52
>gqbさん、
げげっ、実は密かにまさにそれを画策していたのですがすでにhabitatで実践されていたのですか・・・。日本でもこういうビジネスモデルはあるんでしょうかねぇ。デザイン料はナシあるいはほんのちょっとという代わりにデザイナーの名前を全面に押し出してやる、というやり方にすれば駆け出しの無名デザイナーにとってはインセンティブになるのではと思います。ただどんなデザイナーを起用するか次第でブランドの行く末が左右されるのでそのあたりのコントロールが鍵となりそうですね。とはいえ趣向の違うものを違うブランドとして展開してもいいのでしょうが。売れはじめたデザイナーに対しては登竜門を卒業というよりは、本格的にデザイン料を払ってin-houseデザイナーとして雇い、少し高いラインのブランドを展開してやるという方法もありそうです(この時点で巷の「良いけど高い雑貨屋」との差別化が出来なくはなってしまいますが)。妄想は続く・・・。
Posted by kensuke at 2007年07月11日 09:08
金銭以外にインセンティブとなりうるもの…興味深いです。対価として付与される名声や評価などの他だと何でしょう?その事業に対する(宗教的な)共感とかですかね?
sweatshopのような束縛と恐怖心では良いデザインも生まれないでしょうし。

その低価格ブランドと高価格帯ブランドの二段構えの手法は、たぶんテレンス・コンランのオッサンがやってることではないでしょうか。"habitat"がその安い方ではないかと…。しかし、こういうのを思いついておられたとは、さすがですね。是非、"雑貨屋"開店の折には、僕をどっかの店長にしてください(笑)。
Posted by gqb at 2007年07月12日 13:46
>gqbさん、
なるほど、てんで無知な私はhabitatとコンランがそのような形でつながっていたことすら知りませんでした。貴重な情報ありがとうございます。いやー、となるとhabitatの成功は「あのコンランが手掛けている」という求心力も大きく働いていると見てもいいかもしれませんね。もちろんコンランでのビジネス経験?も充分活かせられたでしょうし。どこの馬の骨ともしれないスタートアップがいきなりブランドを始めました、では厳しいものがあるかもしれません。ますますデザイナーへのインセンティブ、what's in it for themがキーになってきますね・・・。開店の折には店長といわず役員でお願いします(笑)。
Posted by kensuke at 2007年07月14日 07:49
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