2007年03月31日

GCP GCP GCP...

King's College

GCP(Global Consulting Project)にどっぷりつかる日々が続いています。先週から始まり、すでに2週間経ちましたが、ホントにあっという間です。ここまでの間、最初の一週間はケンブリッジでプロジェクトスコープに沿ったデスクリサーチ等を主に行い、先週の月曜日からはスウェーデンのLundと言う街にあるクライアントのオフィスに常駐し、内部のいろいろな人たちにインタビューを行い、問題点の把握などにひたすら時間を費やしてきました。スウェーデンからはたった今戻ってきたところです。最初の一週間は進捗はあまりなく、非常にゆっくりとした立ち上がりでしたがクライアントのオフィスで過ごしたこの一週間でかなり前進した気がします。そして問題がはっきり見えてくるに従い、実はそれはこの会社にとってかなりコアなもので、しかもとてつもなく大きなものに立ち向かおうとしていることがわかり、やや途方に暮れる感じでもあります。本気で今この企業が抱えている問題を解決できうるsuggestionを作るには余裕で半年はかかるであろう大きな問題です。なぜならBranding & Marketing Strategy、HRM、Transformational Strategy、等々が幅広く関わってくる問題だからです。また問題が見えてくるに従い最初にagreeしたスコープが少しシフトしてきたので、最終的なdeliverablesがどのような形になるべきか、という根本的なところから考え直す事を余儀なくされています。どのように手をつけて良いかやきもきしているところではありますが、それらを含めて非常に「おもしろい!」です。

とりあえず今週末は全員休んで充電し、また来週から全力投球で取り組むことになりそうです。来週から向こう2週間はクライアントのお客さんへのインタビューが主になり(ここでどれだけ情報収集できるかがプロジェクト成功の鍵を握っています)、最終週にまた一週間Lundでプレゼンの仕上げ+最終プレゼンを行う流れになっています。プレゼンテーションは4/20(金)の予定です。

さてLundですが、スウェーデンのほぼ最南端にある非常に小さな大学街で、はっきりいって何もありません。大きさも人口もケンブリッジの半分くらいかもしれません。ストックホルムからは電車で4時間はかかってしまうので、Lundへは隣の国デンマークのコペンハーゲンに一度飛び、そこから電車で国境&橋を渡ってMalmoという比較的大きな街に入り、そこでローカル電車に乗り継いでLund入りするというルートを取りました(合計40分くらい)。コペンハーゲンの空港は非常に美しくかつ近代的で驚きました。四六時中ほとんど会社に缶詰だったので、観光は全く出来ませんでしたが雰囲気と食事は楽しむことが出来ました。次回行くときは週末も含めて少し長めに滞在する予定なので(週末の滞在費はもちろん自費)、そこで少しでも北欧の街並みを楽しめればと思います。
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2007年03月19日

束の間の休息

Ely Cathedral

金曜日でStrategyとInternational Businessの試験の終わり、Lent Termが全て終わりました(Global Marketingのレポートが一個なにげに残っていたりしますが)。来週から始まるGlobal Consulting Project(GCP)まで、何のobligationのない束の間のholidayを過ごしています。GCPはチームメンバーとは作業は火曜から始めようという事になっているので、実質3連休です。

というわけで土曜日はちょこっとCambridgeから離れ、電車で15分ほどいったところにある小さな街、Elyに遊びに行ってきました。ここは7世紀に創建されたという大聖堂があります(逆に言えばこれ以外何もありませんが)。76mもある身廊や、オクタゴンと呼ばれる八角形の塔だとか目を見張るものがありました。さすがのKing's Collegeもこれには敵わないという感じでした。ここではガイドツアーもあるのですが子供がいたこともありそれには参加しませんでした。故にあまりこの大聖堂について深く知ることは出来ませんでしたが歴史は充分に堪能させてもらいました。

Ely Cathedral
身廊。天井には天地創造からキリストの昇天までの絵が描かれています。

Ely Cathedral


さて、日曜日はといえば、Emmanuel CollegeでFormal Lunchたるものがあったので行ってきました。これはクラスメートのインドネシア人Mの奥さんが取り仕切って開いてくれた会で、子供OKのファミリー向けフォーマルでした。メンバーは水曜日や金曜日にあるトドラーグループにいると思われる面々とほとんど同じ。Old Libraryという荘厳な雰囲気の部屋であったにもかかわらず子供が沢山いてワイワイ騒がしくやっていて、そのギャップがやや滑稽でした。料理はちゃんとしたコースで、ワインとかもサーブしてもらいなかなか本格的でした。子供がいて普段なかなかフォーマルディナーに参加できない家族向けにと考えてくれたMの奥さんに感謝!

Emmanuel Lunch

ランチの後はカレッジ内でイースターエッグを探すゲームをやったり裏庭の小さな池でアヒルに餌をあげたりと子供達はずいぶん楽しんでいたみたいです。



これらのような大学関係者の家族向けのイベントは他にもちょくちょくあるので、家族を連れてCambridgeに留学を考えておられる方も安心して良いと言えると思います。
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2007年03月15日

Absolut!

Downing College

今日はGlobal Marketingの最後の授業があり、これでLent Termの課程が全て終了してしまいました(金曜日に試験が待っていますが)。先週から今週にかけてはInformation SystemsとInnovationのレポートに追われてバタバタしてましたがそれも今日で併せて全て終了。本当にあっという間だった気がします。

さてGlobal Marketing最後のテーマはPricing戦略。Global Advertisementと同様、Priceもconsistencyを持たせなければなりませんが、全世界通じて「一定の価格」というのは現実的にありえません。そこで取り入れるべきコンセプトがPrice Corridor。物価水準の高い国の価格は時間と共に徐々に下げていき、逆に物価水準の低い国は時間と共に上げていき、最終的には両者の差がさほどないという水準に調整していくという方法で、グラフで見ると、縦軸がPrice、横軸がTimeを表す中、物価水準の高い国の価格を表す曲線は右に行くにつれて下がっていき、もう片方は上がっていきます。最終的に高低差が狭まっていくわけですが、その幅をCorridorという表現で表しているみたいです。どれくらいの幅がoptimalかというと、要は並行輸入者にとって利益のでないレベルがそれらしいです。国によってあまりに価格差があると、安く手に入る国で大量入手したものを高くしか買えない国に輸入し、高いマージンで売りさばく輩が現れるので、それが出来ないレベルと考えて良いようです。

その他Price周りでは、例えばAmazonがかつてやっていたような顧客層によって売値を変える戦略や、販売チャネルで価格を変えるやり方は、Individualismが強い国では通用するかもしれないが、Collectivismが強い国では口コミで情報が横に伝わりやすいので通用しない、とか、Discountの扱い方も国によっては良いものを良い価格で買えるようになったと買い手が受け止める国民性のところもあれば、売れないから、製品に問題があるから安売りしてるんじゃないかとネガティブに受け取る国民性のところもあるので扱いに注意が必要だ、とか興味深い話が満載でした。

ところでこの授業では一つ嬉しいことがありました。Global Advertisementについて授業があった際に、Absolut Vodkaというウォッカの広告のコンセプトを真似てオリジナルを作ってこいというmini assignmentを以前もらっていたのですが、その作品?の人気投票結果が発表され、自分のがなんと1位をゲットしてしまったのです。Absolut Vodkaの広告はこんな感じのものです。自分が作ったのはちなみにこれです。↓

Absolut Chapel

賞品として中国で使う何か不思議なもの(もらうとき説明されましたが忘れました)をもらいました。ちなみに2位作品は同じ日本人のNさんでした。F1でホンダが1,2フィニッシュでも決めたようでいい気分でした(笑)。今回はたまたま撮りためてた写真で使えるものが転がっていたのとPhotoshopという強力な助っ人がいたのでうまく行きましたが、やはりCreativityというのは難しいと思いました。インスピレーションが湧くまで相当時間を要しましたし、これを継続的に出せと言われたらかなり厳しいと思われます。何はともあれ良い経験になりました。ちなみにMBA全て通じて一番楽しかったassignmentだったのは言うまでもありません(笑)。
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2007年03月11日

光陰矢のごとし

Punts by the tree

Lent Termが早くも終わりに近づいています。来週Global MarketingのElectiveの最後の授業をラストに全てのクラスが終わってしまいます。金曜日にはStrategyとInternational Businessの試験があり、Lent Termの全課程が修了してしまいます。ん〜、時が経つのが非常に早いです。先日Easter TermのElectiveも選択しましたし、Easter Termの時間割(ドラフトですが)も発表になり、Individual Project(卒論)のブリーフィングもやりました。それら一つ一つが、コースの終わりが近づいてきていることを告げているように感じて少し寂しい気分になったりもします。

Easter TermのElectiveですが、結局以下のものを選びました。

Advanced Strategy
Strategic Brand Marketing
Marketing Myths
Entrepreneurship - How to start and run a company

今後の自分の希望するキャリアパスを考えると、どれも外せない科目ばかりです。Marketing Mythsは、マーケティングの世界では当たり前のように考えられているMarketing MixやLoyalty戦略とかに後ろ向きな姿勢でアプローチする興味深いコースです。Entrepreneurshipは起業のための非常に実践的な内容をカバーします。中身の多くは大企業で働くにしてもアプライするものが多いと感じています。

Easter Termはこれまでの学期と比べるとかなり空き時間が増えそうです。就職活動にも力を入れないといけなくなってくる時期なので好都合と言えば好都合です。就職活動は今の段階では4社が進行中。といっても最終面接まで終えた一社を除いて他はみんな書類選考が終わっただけでこれから面接開始という段階ですが。ちなみに来週二社くらい面接が入りそうです。

来週のテストが終わったらGCP(Global Consulting Project)が本格的に始まります。多くのチームはすでに何らかの形でクライアントとのコンタクトが始めており、我々のチームも先週の木曜日と金曜日にクライアントがわざわざスウェーデンから来てくれてミーティングを行いました。クライアントと言ってもそのPrimary Contactとなっている人はCambridge MBA 2004の卒業生で、むしろこっちサイドに付いてくれる人と見て良いようです。ミーティングもかなりカジュアルな感じでしたし、こちらの希望に合わせて社内に掛け合ってプロジェクトをアジャストしてくれるつもりらしいです。問題の?「いつスウェーデンに行けるか」については最終決定ではないですが3月末に3,4日ほど行き、再度4月の第3週にまるまる一週間+週末にかけてステイする流れになりそうです。更に4月の上旬に別の国への出張?を入れようと画策中です。ここぞとばかりに旅行でもなかなか行かなそうな国を回ってみたいところです。プロジェクトの中身もみんなの希望に添って思いっきりMarketingどっぷりになりそうなので良い経験を積めそうです。この会社は就職希望先の一つでもあるので気合い入れて頑張ろうと思います。
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2007年02月28日

Teamwork

Clare College

Global Marketingのプレゼンの準備がかなりゴタゴタしております。明日のプレゼンを前に今日最後のミーティングをしたのですがなかなかまとまらず、たった2時間半のミーティングだったにも関わらず、終わった頃にはみんなげんなりしていました。

今までが比較的チームメンバーに恵まれていただけなのかもしれません。MBAに来てからはチームで作業することのメリットを沢山享受することが出来ていたし、前学期のStudy Groupといい今学期のStudy Groupといい、たまにconflictはもちろんあるにせよ、個人の技量を超えたアウトプットが必ず最後には出るので「個人よりチームで動く方が絶対有利」という定義が自分の中で確信になりつつあったのですが、やはり結局「人による」という条件はどうしても外せないようです。

Global MarketingはElectiveなのでこの科目のためだけに独自のチームが作られています。構成は中国人J、ポルトガル人L、イギリス人H、ギリシャ人A、アメリカ人D(Study Groupも一緒)と自分の6人。そのうちポルトガル人Lとイギリス人Hがオピニオンリーダー的存在で、初めてのミーティングの時は2人して争うようにチームを引っ張って行こうとしていたのですが、徐々にイギリス人Hがドミナントになり始め、ポルトガル人Lが一人対抗派みたいな図式になってきてしまっていました。今日は3度目のミーティング。みんな担当してたスライドを一つのプレゼンにまとめ、全体の整合性チェックをしてDry Runを済ませてちゃちゃっと終わらせる予定でしたが、ポルトガル人Lの作ってきたスライドがどうも他と合わない!そこで彼のスライドをみんなでいじってきれいな流れが出来るよう調整しようとしたのですが・・・。

プレゼンの内容はL'Orealという化粧品会社のグローバル戦略についてのケーススタディに基づくもので、彼らがどのような戦略を採るべきかのRecommendationをするというものです。構成は大まかに言うとまずContextを紹介し、その後Marketing Mix 4Pに沿ってあらゆる側面をカバーしていき、最後にまとめ、というシンプルなももので行くことにしました。そのうちポルトガル人LはContext部分を担当していたのですが、彼が作ったそれはその枠を超えて4Pの中でカバーする部分に足をつっこんでしまっていた上、彼なりに「現在の顧客セグメントはこうだ」みたいに作っていた表が他のメンバーに納得して貰える内容ではなかったりしていました。スライドのレイアウトもみんなでagreeしたものに沿って作られていませんでした。そこでそのスライドに激しくメスを入れる事になったのですが、ポルトガル人Lは自分が作ったその2枚のスライドを通して自分の中でストーリーが出来ていたらしく、それを崩されるのが非常に気に入らなかったみたいです。ロジカルに見たらどう見ても4Pの中のどれかに統合した方が良い内容のものであっても、触られそうになると「いや、ここで自分が言いたかったのは・・・」と演説が始まり、引こうとしません。「この表も意味がわからないよ」と解体されそうになるとまた演説による反論(笑)。Strong OpinionがただのEgoに変わった瞬間のように思えました。

もちろんみんな大人なので最後は落ち着くところに落ち着きましたがそれは妥協の産物以外何者でもありません(特にこの2枚のスライドは)。この部分だけは誰一人としてハッピーな内容に仕上がっていないはずです。「協調する」というのは「妥協すること」なのか、と考えさせられました(違うと信じますが)。というよりは、聞く耳を持つことの出来ない人が一つのことに固執するとチームとしてのproductivityは大幅に落ち、個人のパフォーマンス以下になる危険もあるという良い例のような気がします。ポルトガル人Lの言っていることは基本的に何も間違っておらず、大筋他のメンバーと認識は同じでした。ただプレゼン全体を通しての流れから見ると彼が作ってきたものは他と合わないので調整が必要だった、それだけの単純なことだったのですが、残念ながらそれがスムーズに出来ませんでした。

この一件は、以前Creativity WorkshopでやったYes andとYes butメンタリティを思い出させられました。イギリス人HはどちらかというとYes and的なアプローチでみんなの意見を引き入れ建設的にものを作り上げていたのに対し、ポルトガル人Lは意見されるとYes but的な姿勢で跳ね返し、自分の世界を作って最後は一人で浮いてしまったような感じでした。固執したくなるくらい確信のある強い意見を持つことは大いに良いことだと思います。後はそれをどうやってチームメートとコミュニケートするか、という事でしょうか。

ちなみにそんな中、自分は「3単位の授業のうちの30%相当なんだし、何でもいいじゃん」という冷めた思考が働いていたことは否めません。反省・・・。
posted by kensuke at 09:52| Comment(5) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

Global Segmentation

Bush's World Map

今日のGlobal Marketingで面白いものがレクチャーに出てきました。Bush大統領の世界地図というもので(上の絵をクリックするとオリジナルサイズで見れます)、彼が世界をどう見ているかを(ジョークを交えて)描写したものです。これはレクチャラーのE先生が、Global Marketを考える際に地理を見て決めるのではなく、国境を越えたSegmentationベースで考えろという話をinitiateさせるために最初に出したものですが、かなりクラスの笑いを誘っていました。

今日のレクチャーはグローバルベースでEntry Strategyを考える際にどのようなステップを踏むべきかというものでした。まず最初にPESTELを使ったContext Analysis(PESTELのフレームワークの詳しい解説はStrategyの授業で出てきます)を行い、RegionなりCountryのSelectionをします。次に各国のマーケットをCustomerやCompetitorなどの側面から詳しく分析し(Country Analysis)、それぞれの国で同じセグメントに入ると思われるものを一つのマーケットとして考えます(Segment Consolidation)。なので、例えばContextから考えてUS,UK,Indiaにターゲットが絞られたら、次に各国で共通しているセグメント(例えば裕福層とか若年層とか)をまとめ、それを一つのターゲットマーケットとするわけです。マーケットが決まったら具体的なEntry Strategyを考えるわけですが、それにははおなじみのMarketing Mix 5Pを使います。確かに、国が違ってもユーザの趣向が同じセグメントはいくらでもあるわけで、それを一つのマーケットと考えてアプローチするのは効率的と考えられます。ただ実際の実行段階に入ると例えばPromotionなどは言葉や文化の問題も出てきますし、国別のアプローチが余儀なくされる部分もなきにしもあらずのような気もしますが。

ちなみにマーケットとして高いポテンシャルがあるとして何かと注目されている中国ですが、その中でも注目すべきはGeneration IIIと呼ばれている世代だそうです。年齢層18〜29、高学歴、西洋文化へのexposureがあり、「One-cut-above-the rest Mentality」を持っているセグメントで、中国の中でも特に莫大なPurchasing Powerを持つと言われているみたいです。彼らのbehaviorを分析し、うまくニーズにマッチしたものを市場に投入したら大きなビジネスチャンスがあるかもしれません。

ところで来週この科目でプレゼンをしなければなりません。L'Orealというフランスの化粧品メーカーのGlobal Strategyのケースです。自分がユーザになるわけでもないし、全くなじみがない業界なのでちょっとやりにくいです。

話は変わりますが、今日は先日Londonで面接を受けた会社とビデオ会議での面接がありました。最終と言われていたのですが今日の面接官の方の話しぶりだと、最終決断をする前にやはり一度face to faceで合ってから決めたいという感じだったので、どうやら前に進むことが出来たとしてももう一段階ありそうです。ビデオ会議での面談というのは初めてでしたがやはり難しいです。先方はこちらが映し出されるモニタと自分を映すカメラが左右にずれたところに設置されてた様子でしたが、話されるときはカメラ目線(こっちから見るとモニタ上でちゃんとこっちを見ているように見える)で話されており、かなり慣れておられる感じでした。自分は話すときも聞くときも相手の姿が写されたモニタばっかり見ていたので先方から見ると違和感があったかもしれません。カメラに向かって話す・・・普段やらないのですぐには出来ないですよね。
posted by kensuke at 03:25| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

How to run a meeting effectively

Sunset in Grantchester

今日は昼休みの時間にLord Wilson of DintonがゲストスピーカーとしてJBSを訪れてくださり、How to run a meeting effectivelyという内容の講演をしてくださいました。2002年までイギリス政府に勤めていたため、実例がマーガレット・サッチャーの首相当時の話であったりブレア首相の事であったりしたので非常にプレーンなトピックである割には話に迫力がありました。どのように効率的に会議を運営するか。Tipsは当たり前のようなことでもありましたが体系立てて考えることもあまりなかったので講演は意識を整理する良い機会でした。そんなわけでkey takeawaysを書き記しておきます。

<ミーティングに先駆けて>

・本当にこのミーティングはやらなければならないのか自問する。もしYesであればなぜか?
・ミーティングを行うことにかかるコストをざっと計算する(時間x人数x一人あたりのコスト)。それを使ってでもやる価値があるのか?
・ミーティング前に準備する資料はA4片面以内に収める(Max1枚半)。Problems, Options, Argument, Cost, Questions that need answers foundなどを簡潔に記す
・資料は事前に配ったとしても参加者は基本的に読んでいないことを念頭に置いておく。が、ミーティングの効率のためにも出来る限り読んでおいてもらうよう努める
・議事録を取る人をあらかじめappointしておく(後から参加者の誰かに作成するよう依頼しない)

<ミーティング中>

・オープニングはIssue Statementからまず始め、このミーティングで何をachieveしたいのかを明言する。ミーティングの長さもあらかじめ宣言して、全体のフレームワークを参加者につかんでもらうようにする
・議論が始まったらChairmanとして一歩引いたところでそれを見守る。あとNever lose temper(笑)
・誰かが非常にポイントとなる重要なことを言ったときは、「今のは非常に大切なことだと思う。彼が言ったのは・・・」以下内容を復唱し、全員に理解を行き渡らせる(ナレーション)
・議論が白熱しているにも関わらずあまり内容に進展が見られない場合は一端間に入り、「we're in the meeting for xx minutes but we haven't got to a focal point」のように軌道修正を行う(コントロール)
・参加者はそれぞれ違うobjectiveや立場でミーティングに来ていることを理解した上で、最終的には参加者全員の間で一定のconsensusを得ることを目標とする
・ミーティングの終わりには必ずwhat decided, who is doing what, when and howをはっきりさせ、全員の合意を得る

他にも色々ありましたがキーだったのはこのあたりだったかと思います。いいChairmanというのはミーティングにダイナミズムを生ませることが出来る人で、それはまたリーダシップスキルの一つだともおっしゃっていました。

なんとなく分かり切ったことですし簡単な事のように感じますが、実際にこれらを実践出来ているかというと自分はほど遠いところにあり、考えさせられるものがありました。

余談ですが、Cambridgeのレクチャラーの中では例えば新しい学長やStrategyのA先生などはクラスディスカッションを盛り上げるのが非常にうまいですが、きっといいChairmanになるのではないでしょうか。ガンガン生徒から意見を引き出す割にはうまくたまに間に入り、最終的に自分が意図した方向に結論を導いていくことを時間内に完璧にかつ自然にやってのけているような気がします。
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2007年02月20日

Easter Term Electives

Clare Bridge

Lent Termも半分以上過ぎたところで早くもEaster TermのElectiveを決めないとならない時期が来てしまいました。選択できるのは4科目でリストにあるコースは以下の通り(各3単位)。

Advanced Strategy
Capital Markets
Change Management
Emerging Technology Entrepreneurship
Entrepreneurship: How to Run and Start a Company
Global Macroeconomics
Hedge Funds
Liberalisation & Regulation of Financial Markets
Managing Corporate Reputation
Marketing Myths
Mergers & Acquisitions
Practical Approach to Managing Innovation
Risk Management in Global Banking
The Science of Marketing
Services Marketing and Management
Strategic Brand Management
Supply Chain Strategies
Venture Capital

先日これらのElectiveについてのOverview Presentationがあったのですが、全ての科目について話を聞くことは出来ませんでしたがどれもなかなか面白そうでした。特にEntrepreneurship関連の科目は刺激的かつ実践的で非常に面白そうです。今のところ頭にあるのはStrategyとBrand Marketingそれからアントレ系の科目ですが、Course Outlineを見ながらもう少し良く考えてみようと思います。

Easter Termはこれらの選択科目以外に必修としてCorporate Governance and Ethics(5単位)とCambridge Leadership(単位なし!Negotiation Skillの事だと思われます)があります。後もちろん卒論に該当するIP(Individual Project :15単位)です。
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2007年02月15日

King's College Formal

King's College Formal

今日はKing's CollegeのFormal Dinnerに行ってきました。Cambridgeにいる間に是非実現したかったことの一つだったので充実のひとときでした(Thanks to クラスメイトのバルバドス人M!彼はMBAで唯一King's所属で、他のクラスメイトが一人でも多くここのFormalに参加できるようほぼ毎回全員に招待のメールを出し、自らもその度に参加しているみたいです。メールを全員に出した直後はレスの嵐で1,2分ですぐ枠が埋まってしまうくらいの人気度です。今回はextra ticketがゲットできたみたいで通常2名までのゲスト招待の所8人までOKで、かつたまたま自分がPCの前にいたときに彼のメールを受け取ったので速攻返事をしたところチケットを貰えました)。参加フィーは一人13ポンド(酒代別)。振り返ると、この価格は料理の質を考えると高いですが、total experienceを考えると妥当と言えるかもしれません。

King's College Formal
フォーマルが始まる前のDining Hallの様子

今回のフォーマルはレギュラーなものだったので特にFellowがいるわけでなく、通常なら食事前にやる儀式(全員起立の上、銅鑼をドーンとならしてラテン語でゴニョゴニョ呪文を唱える、等)もなく、ある意味カジュアルな感じでした(服装も蝶ネクタイにガウンとかではなく通常のスーツでOK)。酒類は完全にBYOで、自分で外で買って持ち込むか(持ち込み代1ポンド)、Dining Hallの地下にあるワインセラーから別途購入という形でした。我々は現地で購入しましたが、そこそのバラエティーで価格は4〜8ポンドとなかなかリーズナブルな感じでした。

King's College Formal
一つのテーブルをMBA軍団で占領

最初はみんな着席で普通に静かに食事をしていましたがだんだん宴もたけなわになってくるとみんなあちこち席を動き始めたりして落ち着きのない雰囲気になっていました。Undergradが結構多かったので(というか大多数だったので)、なんというか、「大学生はどこの国に行っても同じだな」と言うか「若いっていいな」と言うか、そんな感想を抱きました。Harry Potterのような雰囲気とは違うとは聞いていましたがこの事かな、という感じです(笑)。

なかなかフォーマルとかに参加する機会を得るのは難しい状況ではありますが(子供がいたりするとなおさら)、他にも制覇したいカレッジが沢山あるので頑張って色々回ってみたいと思います。
posted by kensuke at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

GCP Chaos

Statue of Newton, Trinity College

Lent Termの終了直後にGCP(Global Consulting Project)が始まりますが、現在そのチーム編成が佳境に入っており、かなり混沌とした状況になっています。ふと振り返れば自分は人気プロジェクトの最大の激戦区の中におり、一番ドタバタしている集団の中にいた気がします。すでにチーム間争いの嵐は過ぎ去った感はありますが、諸事情により一人だけ揺れ動いているような状況にあります。ちなみに今までの経緯+現状は以下の通り。

Michaelmas Termの時、初めてGCPについてブリーフィングがあった際、CVPでも一緒のチームだったインド人Bと、プロジェクトの興味が似ていたのでGCPでも一緒にやろうと合意(IT系、テレコム系)。

その後、自分は中国人Jが同じ志向であることを知り一緒にチームを組もうと招待。平行してBもマレーシア人Sをスカウトしており、4人チームができあがる。とりあえず一安心。

Lent Term開始直後4人で集まり、お互いの志向を再度確認し合い、このメンバーでプロジェクトを探すことで再合意。

マレーシア人Sが別分野の別プロジェクトのチームに誘われ、そちらになびいてしまう。3人チームに逆戻り。

ポーランド人Dとインドネシア人Mがチームに合流することになり、なんとか5人チームのできあがり。本格的にプロジェクトの選定に入り、SE社を第一希望、HP社を第二希望と決める。そのうちHP社は、一足早くチームのCVを見てOKかどうか選別したいとの事だったのでSE社応募の前にそちらに応募し、その後で本命SE社にアプライすることに決める(HP社が仮にOKだとしてもSE社がOKだったらHP社を蹴ってSEにするつもりだった)。

Facultyのミスコミュニケーションで、もしHP社がOKを出したらそれにコミットしなければならないとの連絡をもらう。それならばとHP社へのアプライを撤回。SE社一本に決めてアプライする(この時点で2チームのビッドになることはわかっていたが、公正な判断での落選であればそれは潔く諦めようという覚悟は出来ていた)。

ここで思わぬcompetitor出現。ずっと昔にDCM社のプロジェクトをやることで決まっていたチームが、DCM社の都合により?(詳細は定かでない)プロジェクトがキャンセル。どうやらSE社にアプライしたらしく、3チームでのビッドに。

結果発表。なんと元DCM社チームがプロジェクトをゲット。落選した我々は振り出しに戻るが、HP社のオプションが残されていることを知らされる(以前うちがHP社に応募していた経緯があったので、どうもFacultyが他のチームにここにはアプライするなとpersuadeしていたらしい)。

どうも裏でよからぬ力が働いたのでは(DCM社の都合でプロジェクトがなくなったので好きなプロジェクトを優先的に選ばせたのでは)という疑念をもった負け組2チーム(我々含む)のメンバーは憤慨気味。Facultyへの不信感を募らせつつもそれはさておき、我々のチームはHP社へ今度こそ応募することでほぼ合意(現在進行中。ここへ至るまでも、SE社が駄目なら自分は他の案件にする!とそれぞれ言い出し、一瞬チームが空中分解しそうになったり。)

が、ここで、自分がこれとは全く無関係にジョブアプライしていたSE社と面接をする事が決まる。SE社のプロジェクトをやっていたことがオファーの確率をどれだけ上げるかは未知数でありながらも、SE社のプロジェクトが自分にとって「単に興味がある案件」とは意味合いが違ってくることに。

Faculty含め、関係者に事情を伝えると、自分のチームメンバーはそういう事情ならそっちの案件に移っても良いのでは?と一応後押し(SE社案件をゲットしたチームは現在4人で1人空きあり)。SE社をゲットしたチームのメンバーは自分がそこに加わることについてはみんな概ねOKしてくれている様子。SE社はもう一人追加することには意義はない模様。さあ、どうする?自分?!


という状況です。GCP=仕事という図式は必ずしも成り立ちませんが、GCP後にインターンをオファーし、その後正式なオファーへつなげる会社も少なくなく、場合によってはプロジェクトの選定は結構真剣な問題になる場合もあります。SE社とHP社どっちに就職したいか、と言えば自分の場合はSE社になります。面接をこれからやることもあり、心の奥底の気持ちは断然SE社に傾いています。

が、やはり自分の事情だけで勝手に動いて良いのかという事情もあります。もしSE社へ一人だけ移るというオプションを本当に取った場合、今のチームメンバーとどのように片をつけるか。みんなやりたかった案件でもあるので普通に考えるとポジティブな反応にはなりえないでしょう。面接が入った事情とかもみんな知っているのでそれなりに理解を示してくれるところを期待したいところですが、実際の所はどうなのかわかりません。自分に対しては「遠慮せずに行け」とも言ってくれていますが、実際はどういう心境か計り知れず。平行して良心の呵責というものにも悩まされます。

人を取るべきかプロジェクトを優先すべきか。ナイーブすぎ?もっとドライに行くべき?というよりそもそも考えすぎ?

悩みは続きます・・・(と言っても期限は明日までなので明日最終決断を下し、SE社行きオプションを取った場合は政治的な動きを余儀なくされそうです(笑))。
posted by kensuke at 10:07| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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