2006年11月23日

気がつけば

King's College

Time Tableでこの先の授業を確認していたら、実はMichaelmas Term(1学期)も残りたった3週間になっていたことに気づきました。時が経つのが早い!3週間と言っても最後の週はCVPのプレゼンだけなので授業はナシ。授業は実質あと2週間ということになります。2週間というより正確には1週間と2日です。USに行っている間にいつの間にFinanceの授業も終わってしまっていたし、今日でMarketingも最後の授業でした。残りはOrganizational Behavior(OB)とManagement Practiceがちょこちょこあるだけです。なんだかちょっと寂しいような・・・。

OBは学期末レポートの課題が配られました(最終評価の50%に相当)。Management Analysisは10月にやっていた最初の筆記試験が戻ってきました。凡人らしい非常に平均的な普通のスコア。まぁこの科目はFailしなかっただけよしとします。CVPも時間はまだあると思っていましたが結構すでに大詰めのようです。

そういえばLent Term(2学期)のElectiveを先日選びました。来学期は必修が引き続きほとんどですが選択科目が一つだけあります。選択肢は以下の通り。

Corporate Finance
Social Entrepreneurship
System Dynamics
Global Marketing
People Management

自分は何の迷いもなくGlobal Marketingを選びました。引き続きEden先生のレクチャーを受けれるのは嬉しい限り。ちなみに一番人気はPeople Managementだったみたいです。これは今のOBと同じ先生がレクチャーしますが、確かにわかる気がします。内容が面白いですからね。

クリスマス旅行の場所、早く決めなきゃ・・・。
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2006年11月22日

Florida

Palm Trees

木曜日に出発して金曜日から参加していたFloridaでの某企業のグローバルリクルートメントイベントからやっとこさ戻ってきました。今回のイベントはいろいろな意味で勉強になりました。結論から言うとやはり参加して良かったです。現地に行ってわかったのですが、今回のイベントは想像以上の大きさで、全世界から1000人近いMBA Candidatesが集まってきていました。企業側からも300人くらいは来てるらしいとのことだったので合計するとかなりの規模です。MBAはWharton, Stanford, Harvard, Yale, Michigan, Insead, IMD, LBS, IE... you name itって感じです。企業側も各国の社長から各セクションのディレクタークラス、人事も部長、本部長クラスが来ていました。

内容は面接が3回、その他プレゼンやワークショップ(これらは基本的に聞くだけだったので楽でした)、夜はCocktail ReceptionとDinnerで交流タイムなどなどでした。まず面接ですが、基本的に質問された内容は、On Campusでやった最初のインタビューと中身は同じだったのでさほどキツくはありませんでした。Competencyを計る質問がメインなので、B-Schoolアプライ時に沢山エッセイを書いていればそこから引っ張ってこれるな、という内容でした。言い換えると準備さえすればいくらでも回答の精度?を上げられるなという感じでした(自分は思いっきり不用意だったのでいくつかヴィミョーな答えをしましたが)。Dinnerとかの時間はいわば面接以外でのアピールの場。きっちりやってる人はやっていました。自分も、もし採用担当者とうまく話ができる状況になったら、あまり押しつけがましくなることなく色々伝えることが出来るよう準備をしていましたが、実際のハードルは全然別の所にありました。というのも、そもそもそう言う環境を作れない!お目当てとする採用側の人はやはり他のcandidatesから見ても同じなので、みんながすごい勢いで取り囲むわけです。ん〜、これはさりげなく割って入ってお目当ての人の隣につく技でも身につけなければならないでしょうか。この所謂Elevator Pitch、もっと激しかったのはNorth AmericaのRegionだったみたいです(ちなみに採用はRegion毎に分けられて行われ、自分はAsiaPacに入れられてしまっていました(EU希望だったんですがね))。やはりこういう事に慣れている彼らはガンガンいろんな人にアプローチして、元々設定されていたものに加えいくつか追加のインタビューをゲットしていたみたいです。Cambridgeから一緒に参加していたアメリカ人Mもその例外にあらず。うまくnetworkingをして追加でインタビューをやっていたみたいです。このあたりは彼らから学ぶことがか〜な〜りありそうです。そもそも追加でインタビューをゲットするとかそういう意識すらなかったですから。

もちろん企業の人とだけ話すだけでなく、他校の生徒とも色々と話をする機会も持ちました。世界中のMBA生がどんな感じなのかを垣間見れて、結構な刺激になりました。色々話をしながら、自分のdifferentiatorをどこに持つべきかをもっと考えなければならない、ということを改めて考感じさせられました。当たり前のことではありますが、ちょこっと英語出来ます、MBA持ってますだけでは何のアドバンテージになりませんからね。特に今回のように、competitor全員が(同じMBA Candidateという意味で)自分と全く同じ所にいる状況での競争となるとなおさらです。もちろんオファーをゲットできるかどうかというのは、企業側から見た会社とのフィットとか、本人のスキルセットとは別の要素が絡んでくるので、differentiatorを沢山持っている=合格、という図式には必ずしもならないと思いますが、やはり少しでも多くの別の武器を持たなければ、という感じです。

Walt Disney World Hotel

さてさて、泊まったホテルですが、かなり豪華でした。というよりスケールが相当大きいのでそれには驚かされました。ホテルはWalt Disney Worldのエリアの中にあるいくつかの一つで、SwanとDolphinの2つの建物があり、自分はDolphinという三角形の建物の方に泊まりました。
http://www.swandolphin.com/home.html

Walt Disney World Hotel

すぐ隣に湖を挟んでEpcotと呼ばれるテーマパーク(日本でいうDisney Seaみたいなものでしょうか。ミッキーとかはいなくてどちらかというと大人向けの雰囲気です)がありました。最後の日の午後は幸い時間が空いていたので、Cambridgeから一緒に参加していたベネズエラ人のJと一緒にちょっと視察しに行ってきました。ん〜、家族を連れてこなかったのが悔やまれます。

Lake Buena Vista

上の写真は湖からホテルの方角に向けて撮ったもの。ビーチまで人工的に作ってしまうあたりがさすがです。湖はゆっくり歩いても20分くらいで一周できる程度のもので、周りには店やら他の小さめのホテルとかが取り囲んでいました。

Sunset

終始天気が良く、抜けるような青空。夕暮れ時も綺麗な夕焼けが見れました。キーウェストも近いので、こことセットでフロリダ旅行に戻ってきたいものです。確かこのあたりは湖がたくさんあるので、すごく綺麗な淡水ダイビングができるスポットもあったはず。
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2006年11月15日

Group Dynamics

River Cam

今週は月曜日にManagement Analysisのテストがあったと思ったら今日はMarketingのケースの提出をしたり(個人的に早く出してるだけですが)、ドタバタしていますが一番気にかかっていたのがこの2つだったのでとりあえずほっと一息。とは言え来週月曜日締め切りのFinanceのケースとCVP(Cambridge Venture Project)の続きなどがあるのであまり息つく暇がありません(にも関わらずブログとか書いてますがなにか?)

これらはMarketingを除いてすべてStudy Groupで取り組むものなのですが、昨日今日で少しチーム内の雰囲気が変わる出来事がありました。というもの、今回のManagement Analysisのテストは筆記試験ではなく、グループ全員である事業の経営判断のアドバイスをMonte Carlo Simulationの結果を基にCEO、CFOにプレゼンテーションする、というミーティング形式でやったのですが、このプレゼンテーションのあり方について、メンバー2人の間で意見が分かれ、軽いconflictが起きたのです。

ミーティングは最初の2分はまずこちらがピッチをかけて、残りは質疑応答という条件付きでした。2分というとあっという間だと思いますが、いつも見せ方重視のインド系イギリス人Nはきっちりパワーポイント形式で、本物のミーティングらしくイントロから入ってそもそも論から説明して・・・という形式を推していました。反面効率重視の台湾系アメリカ人Dは、そんなのは評価の対象にはならないんだから、時間もないことだし、いきなりテクニカルな内容をぶつけて評価の対象になりうる中身を重視すべきだ、という考えを持っていました。この方向性を事前に固めきっていなかったのも問題だったかも知れません。テスト前日の日曜日はみんなで夜の11時まで問題を解いて、その後Nは居残ってプレゼンを仕上げてくれました。ところがDはそれをメールで受けた後、朝の5時までかけて自分が思う形式に中身を変えて、次の日(テスト当日)自分のsuggestionとしてみんなに持ってきました。自分たちのグループのテストの順番は正午前からだったので直前も朝2時間ほど集まって最後の仕上げに取りかかっていたのですが、それを見たNは当然反論、Dも意志を曲げずで考えは平行線をたどるだけ。時間が差し迫っていたこともあったので、全員で話し合って結局折衷案を採ることにしました。ビジネス的な内容は大幅にスライド数を減らすと同時にテクニカルサイドの内容もいくつか削って、更にプレゼンするスライドとそうでないスライドに分けておきました。他のチームメンバーから見るとベストなソリューションだったのですが、それぞれ自分のスタイルに思い入れのある当事者2人は妥協案に過ぎず、どちらも満足していなかったでしょう。

その後テストは無事?終了。でもやはり内容に納得のいっていなかったDは終わった後、メンバーの1人に満足していない旨を伝えていました。それを伝え聞いた残りの我々は、どうやら怒ってるらしいぞ、ということに。それを知ったNは更にupsetに。まさに悪循環です(笑)。Dは結局今日のチームミーティングにも顔を出してこず、残り4人の間で、これは一度みんながそろってる中でそれぞれお互いについて思ってることがあったら全部話し合ったほうがいい、みたいな話にまでなってしまいました。さらにメンバー内では一番Dと仲が良いと思われる自分が探りの電話をいれることにまでなりました(明日また集まる予定だったのでその連絡も兼ねて話したところ至って普通の様子ではありましたが)。

明日のミーティングはあくまでもFinanceとCVPが名目ではありますが、「実際の所どーなんよ」的な話が大半を占めそうです。どうなることやら。いやー、Group DynamicsがメイントピックであるManagement Practiceのテストのネタはこれで良いのができましたけどね。
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2006年11月10日

米国入国ビザ

King's College

突然ながら来週末アメリカに行かなければならなくなりました。幸いにして先日面接を受けていた消費財メーカーが次のステップに呼んでくれたからなのですが、これがなんとフロリダでやるみたいなのです(しかもディズニーワールド!)。世界中のMBA Candidate(MBA取得予定で在学中の学生)を一挙に集めて行うリクルートイベントらしく、金曜日から日曜日までぶっ通しであるみたいです。来週の金曜日というとちょうど一週間しかありません。簡単に来いと言うけどビザとか間に合わないかもしれないのですが何か?って感じです。

Agendaを見ると、企業側も世界中からトップマネジメントを呼んできて色々プレゼンをやってくれるみたいですが、それ以外にパネルディスカッションやら、なんちゃらワークショップとかがありますし、夜はDinnerやらCocktail sessionなどでnetworkingしなければならず、そしてもちろん日中にはインタビューが・・・(しかも多分4回くらい)。これはかなりタフなセッションとなりそうです。面接はもちろんですが、ワークショップとかではオブザーバーとかが後ろにいたりして、きっと評価を下したりしてるのでしょうし、Dinnerものんびり食べてないで、企業側の人に対していわゆるelevator pitchをやらないとならないのでしょうし、気を抜く時間がなさそうです。まぁポジティブに見ればこれは良い試練すが。

それはそうとアメリカに入国できるかいまいち不明だったのでネットで調べていたのですが結局良くわかりませんでした。(911のせいでだと思いますが)短期でも入国にはビザは必要になっていますが、日本はVWP(Visa Waiver Program)参加国らしいので、一定の基準を満たしていればビザなしで入れそうです。とは言え自分がそれに該当するのかわからず(特にパスポートの種類がそれなのかが自分では調べることが出来ず)、あちこち調べてるうちに軽く1時間たってしまいましたが結局はっきりとわからず。明日日本領事館にでも電話して聞いてみるしかなさそうです。

わからないのはこの部分↓
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e-パスポートではないパスポートで米国に入国できるビザ免除渡航者は?

2006年10月25日までに発給されたデジタル写真搭載の有効な機械読取り式パスポートを所持しているビザ免除渡航者は、そのパスポートが失効するまではe-パスポートは必要ありません。また、2005年10月25日以前に発給された機械読取り式パスポートの有効期間中は、デジタル写真が搭載されていなくてもe-パスポートである必要はありません。
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自分のパスポートは2003年12月に作りましたが、この時期のものは「機械読み取り式」に該当するのでしょうかね。どなたか知ってる方がおられましたら教えていただけると幸いです。。。
posted by kensuke at 09:34| Comment(7) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

今週はやや忙し

Newton's Apple Tree

今週はちょっといつもよりドタバタと忙しそうです。Cambridge Venture Projectが始まったためにそれに時間が割かれる事になったのが大きな要因の一つですが、それ以外に今週締め切りのMarketingのケースの提出をする予定でいるのと、来週の月曜日にあるManagement Analysisのグループプレゼンの準備、その他いくつか外すことの出来ないの企業のcareer presentationも夜にあったりするからです。Management Analysisが終わって一息ついても、すぐにFinanceのAssessed Assignmentも出るので来週もなにげにドタバタするかもしれません。MarketingはSWATCHについてのケースで、日本企業や日本のマーケットにも触れるからと言うことでやることにしたのですが(6個出るケースのうち2つ好きなのを選んで提出すればよく、それぞれ成績の15%相当に当たります)、思ったよりtime consumingで手こずっています。まぁそれも今日これから終わらせるつもりですが(終わるかな)。

週末は、土曜日は朝めちゃくちゃ天気が良かったので久しぶりに街中を歩き回って風景写真を撮りました。かねてから撮ろうと思っていた青空の下のKing's Collegeやあちこちの風景が撮れて大満足。そのうちここにも載せていきたいと思います。そして午後は毎週のサッカーの試合でした。我がMBAチームはまたしても0-2で敗戦。試合は拮抗しており勝ててもおかしくない内容でしたが、またしても後半の終わり近くに連続でやられてしまいました。非常に悔しいです・・・(つってもそんな自分は前半で疲れ果てて傍観してただけですが何か?)。

日曜日は日本人同級生で集まって、CotonというCambridgeの西の外れにある小さな街にあるイタリアンに昼食を取りに行きました。なにげに日本人みんなで集まるのはこれが初。楽しいひとときであっという間に時間が過ぎていきました。

さてさて、Caseに取り組むかな・・・。あとBOSEの資料もまとめなきゃ。
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2006年11月04日

Study GroupとCVP

Punting at Grantchester

11月に入っていよいよCambridgeも本格的に寒くなってきました。まだ天候に恵まれているから良いものの、風は突き刺すような寒さで、自転車に乗っていると朝夕は手袋なしではキツくなってきました。これからもっと寒くなって天気もどんよりしてくるのかと思うと今からブルーになります。

さて今日はいよいよCVP(Cambridge Venture Project)が始まりました。Michaelmas Term(1学期)の最大のイベントかと思われます。CVPは去年までECP(Entrepreneurship Consulting Project)と呼ばれていたもので、地元のベンチャー企業にプロジェクトとかをアウトソースしてもらい、その内容に従ってマーケット調査・戦略立案などを行い、最後にそれを成果物としてプレゼンするというプロジェクトです。Durationは今から学期末までの約1ヶ月強。これを5人のStudy Groupのメンバーと一緒に取り組みます。今日はその第一日目でクライアントとの初ミーティングがありました。

そういえばStudy Groupについてまだ書いていなかった気がします。これはバックグラウンドや国籍がかぶらないように注意しながら学校が編成した5人一組のグループで、学期ごとに変わります。今学期の自分のチームはインド系イギリス人(金融)、台湾系アメリカ人(メーカー)、インド人(コンサル)、アルバニア人(非営利団体)+自分という感じです。

今までStudy Groupでの活動といえばManagement Analysisの授業のケースとかで一緒する程度でしたが(それでも結構な時間を一緒に過ごしましたが)、それでもだんだん役割というか棲み分けが出来てきてその変化が興味深かったりします。イギリス人のNは唯一のNativeということもあり、やはり発言権がもっとも強いのですが、結構飽きっぽかったりするので途中からケースに興味を失って他のことをやり出す傾向があります。インド人のBは最近かなりのいじられキャラとなってきているのですが、非常に頭が良く、チームの重要なブレーン役となっています。穏和で頭がよい、というまさにインド人らしいキャラクターの持ち主です。アメリカ人のDもこれまたいい奴で、非常に効率的かつ実行力のある人物。アジア人の良さとアメリカ人の良さを併せ持ったようなキャラクターです。アルバニア人のEはチーム唯一の女性。非営利団体だったこともあってかMBAでやるビジネス的なことからは少し距離があったみたいで、ハードスキル的な部分では頑張ってついて行っているという感じがありますが、最後のアウトプットを作る部分においては頑張って力を発揮しています。さて、そんな中での自分は・・・これが結構難しいところだったりします。チームの中でもっとも自分が力を発揮できるところ・・・まだ「これだ!」とはっきり定義出来るものが見つかっておらず、これがもどかしかったりするのが目下の悩みでしょうか。

さて自分たちのチームが携わることになったプロジェクトは個人的にも非常〜に興味がある分野なので今から結構燃えていたりします。他社はどこも追随できていないSound Projector技術を有している会社で、日本の某有名オーディオメーカーへその技術をライセンス提供したりもしています。たとえばホームシアターなどで5.1chを実現するためにスピーカーを5つ+サブウーファーを設置すると思いますが、彼らの技術を使えば前方に一つスピーカーを置けばそれを擬似的に実現できてしまうと言うもの。スピーカー一つというのは実は見た目の話で、実際には実は中に16個もの小型スピーカーがついていて、それぞれが目的に応じた方向を向いており、たとえば後ろから聞こえるべき音をだすスピーカーはちょっと外を向いていて部屋の壁の反射を使って後ろから聞こえるようにしたりします。

これだけだとさほど珍しくないかもしれません。彼らのdifferentiatorは、音をビーム化する技術を使っているので、そのビームのあたる範囲から外れると音が聞こえないという点。更には部屋の中で自分が動くと、16個のスピーカーがそれを検知して、移動先で快適に5.1chが聞こえるようにそれぞれ向きと音量を調節するという点。後者は驚きです。そんなことが出来るのか!とクライアントから話を聞いてたチームメンバーはみんな目から鱗状態でした。前者もこれまた驚きですが、これはたとえば、モニタを前に2人が同じソファに座っていたとして、1人が映画、1人がゲームをしていた場合、互いがそれぞれ必要としている音しか聞こえないので互いに干渉しなくて済むというメリットがあります。

会社の目下の悩みは、どうしたらこれをもっと売れるように出来るか。たとえば日本では、某有名オーディオメーカーがその製品を出しているとは言え、さほどマーケットシェアは取れていない様子。日本の消費者がそれを求めていないのか、環境が許さないのか、調べたいというわけです。日本のみならずオーディオ、ホームシアター大国のすべてにおいてもしかり。マーケットリサーチを手伝って欲しいというわけです。

ちなみにこのSound Projector技術、オーディオだけでなく、ゲーム業界、テレビ業界にもどんどん進出させたいみたいです。ゲーム業界も大きくPCゲームとコンソール(PS2、X-Box等のゲーム機)と分けられますが、PC向けであればソフト開発者とのタイアップ、USBデバイスとしてのスピーカーの開発、コンソール向けであれば手軽に本体に接続できる外部スピーカーの開発など、可能性はいくらでもあり。テレビで言えば最近はデジタル放送化+モニタのプラズマ・液晶化+大型化が一気に進んでいますが、デフォルトでそう言ったテレビのスピーカーに彼らの技術を組み込めないか、等々。テレビメーカも独自に色々開発しようとはしているらしいので、場合によっては競合になるし、うまいことパートナーを見つけられれば、と言ったところでしょうか。

彼らの技術、すごいことは間違いないのですが、やはり「すごい技術=売れる」という図式は必ずしも成り立たないので、今売れていないのであれば何でそうなのか、逆に売れるようにするにはどのようなマーケットへのアプローチが必要なのか、頑張って良いアウトプットを出せるようにしたいところです。

個人的には将来性は感じています。今はオーディオ、ゲーム、テレビと3つセグメントを分けて考えていますが、たとえばSonyがやろうとしているようなHome Station的コンセプトが受け入れられるようになると、一つのデバイス+モニタが、既存のテレビ、PC、ゲーム機、HDDレコーダ等々(IPv6が実用化されたら家電も?)すべてを統合した中央装置(良い言葉が見つからない!)としてリビングに一つデンと構えているのが現実のものとなります。その売りというかメリットはやはりスマートさであり、simplicityであると思いますが、その方向性ともばっちりマッチしている気がします。

プロジェクトは、ひとまず手始めとしてマーケットの周辺の状況をそれぞれ手分けして探ろうという事となり、自分はスピーカーのブランドイメージやマーケットシェアでは不動の地位を築いていると言っていいBOSEの調査を行うことにしました。クライアントがライセンス提供しているメーカーの状況と比べてどうなのか、何が違うのかを探るためです。BOSEユーザとしてはこれまたmotivationがあがる担当をゲット出来てラッキー。とにかくpersonal interestを満たしてくれそうなプロジェクトで良かったです。
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2006年10月27日

Perfect Individuals

Churchill Matriculation

今週のManagement Practiceでは個人的に面白いと思えた内容をやったのでそれについて少し。Perfect Individualsというお題目で「個」に焦点を当てたレクチャーだったのですが、それによるとこんな感じ。

-人は自分の価値を他人の自分に対する接し方で計り知ることが出来る。他人は自分のmirror of valueである。故に人は他人からのrecognitionをほしがるし、rejectionを恐れる。

ううむ、言われてみれば確かに。それからもう一つ。

-人は自分の中にEgo(純粋にただの自我の事)とEgo-Ideal(要は理想像だとおもいます)があり、Egoは現実、Ego-Idealは自分の中で作り上げられた、こうでありたい!という理想の自画像。通常人はEgoのちょっと上あたりにEgo-Idealが存在するが(上という表現があっているかは微妙です)、中にはEgoとEgo-Idealがかけ離れたところにある人がいる。その場合、そのギャップは強い自己嫌悪、自分への虐げ、悩みの種となる。

このEgoとEgo-Idealが離れた人、自分じゃんか、と感じたりしました。友人でも仕事を通じてでも、周りには優秀な人というのは沢山いると思いますが、自分の場合、出会った優秀な人たちのそれぞれの秀でた部分が全部組み合わさったものが自分の理想像としてできあがってしまっているので、そこに描かれている像はとてつもないスーパーマンだったりするわけです。そんな像を描いた後に自分自身を振り返ると・・・orzとなるわけです。このギャップはかなり大きく、これが良い作用と悪い作用を起こします。良い作用は向上心へのつながり、となりますが、悪い作用は、自己嫌悪、自信喪失とかです。比較的近いところにあるEgo-Idealであれば、良い作用が働き、よし、やったろか、となりますが、あまりに遠いところにあると、単なる自信喪失で終わる傾向があるのでタチが悪かったりします。うーん、自分的なラーニングは何になるんでしょう。手が届かないところにあるようでもとりあえず努力しろ?

とまぁ私ごときの話は良いとして、昨日は自分の所属しているChurchill CollegeのMatriculation Dinner(入学ディナー?)があったので妻と一緒に参加してきました。娘はWest Cambridgeに住んでおられる日本人同級生のIさん宅に預けさせていただき(Iさん、ホントにありがとうございました!)、初の夫婦参加イベントでした。自分のCollegeは方角的に不便なところにあるため、滅多に行くこともありませんし(行く理由もない)、今まで何回か案内が来てたsocial eventも全部無視してたのですが、これくらいは出ておこうかなということでの参加。雰囲気は上の写真のような感じでした。古い伝統的なカレッジと違ってChurchillはまだ歴史も50年くらいと浅く、建物も近代的なので、ケンブリッジらしさという意味では全然NGです。でもそれなりに楽しむことが出来ました。

自分の左に座ってたイギリス人女性はTax & LawのPhD、右の中国人女性はReal Estate FinanceのMPhil。正面のイギリス人男性はPhysicistと言っていたのでPhysicsのPhDか何かでしょう。どえらい人たちに取り囲まれての食事でしたが、知らない世界の話を聞けたので新鮮な体験でした。これはCambridgeならではの事なので貴重と言えます。これからもこういうイベントには顔を出すようにして、見聞を広げると言っては大げさですが、いろんな世界の人と話をする機会を持たなければと思いました。しかし、こういう場で誰にでも対応できるようもっといろんな「引き出し」を持っておかなければいかんなと痛感。やることはいくらでもありますな・・・。
posted by kensuke at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

初インタビュー

Lamma's Land Park

今日はコース6週目にしてMBA初の面接を受けました。昨日授業の後に、世界的に有名な某消費財メーカーの採用担当者達がキャンパスにプレゼンをしに来ていたのですが、その翌日の今日、応募者に面接を行っていたのでした。企業側のプレゼンの後、軽食を食べながら交流を交わす機会があったのですが、そこではみんなで採用担当者を激しい勢いでとり囲み、CV(履歴書)を渡しまくっていました。自分もどさくさに紛れて、マーケティング志望やねん、と伝えてCVを渡していました。激しく業界も違うし、マーケの職務経験もないしって事でまぁ無理だろうと思っていましたが、今日の午前の授業の間に、「午後にインタビュー入ったから」とCareer Serviceのスタッフに伝えられ、あたふたしながらも昼休みに一端家に帰り、スーツに着替えて再び登校してきました。午後はMarketingの授業でミスしたくなかったのですが、どっちをprioritizeすべきかは明白だったのでやむを得ず。

さて面接ですが時間は45分ほど。聞かれた内容は記憶の限りだとこんな感じ。
- what made you interested in our company?
- can you explain about your previous job role?
- have you had any situation where you had to make ethically difficult decison?
- who was the most inspiring person you worked with?
- did he/she change the way you work?
- what was the most innovative thing you did in your work?
- how did you demonstrate your leadership at work?
- in what way were you involved in teamwork?
- do you like working in a team?
- is there anything that you haven't spoke about that you want to tell me?

もうこれは前職でのエピソードの記憶テストのようなものです。幸い、いくつかの質問はB-schoolにアプライしたときにエッセイで与えられた課題とダブっていたのでそっちからの記憶を引っ張り出して答えました。Most innovative?の質問にはさすがに参りましたが、それも結局エッセイで書いたことのあることを答えたような気がします。しかし、予期せぬ質問を受けて、何回かエピソードを記憶の底からロードしてる間に数秒間フリーズしてしまったので、それがどんな印象を与えたか気になります(笑)。

あくまで私見ですが、ここで重要なのはすごい事例を引っ張り出してくる事ではなく、その事例が最終的にどうなったかのプロセスの中で、自分はどう考え、どういう行動を起こしたか、という部分なのだと思います。そこから本人のパーソナリティなりコンピテンシーを計っているように思えます。

しかしコースが始まったばかりなのにもうリアルな採用活動をしに企業が次々やってくる状況。1年制MBAのdownsideと言えばそうかもしれません。この時期はファイナンス系だけだと油断していましたがそうでもないようです。今週はもう一社メーカーがプレゼンしに来るみたいですし。

今回の会社は練習と位置づけるにはもったいない優良企業だったので、出来ればもっと場慣れしてから来てもらいたかったですが、心の準備が・・・、とか言ってられないみたいです。

いつジオン軍が攻めてきても出陣出来るようにノーマルスーツは常に着用・・・(違っ)
posted by kensuke at 05:57| Comment(2) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

Accountingを終えて

Sunrise Glow

毎週月曜日はCorporate FinanceとAccountingのダブルパンチが恒例だったのですが、それも今週で終わりです。というのもAccountingの授業が終わってしまったから。正味たった15時間の短い授業でした。目の前に立ちはだかっていた壁が消え去ったみたいで寂しい感じもしますが(とはいえ戻ってこられても困りますが)、これで授業が5科目となり、Michaelmas Term最終形に入りました(Corporate Finance, Marketing, Organizational Behavior, Management Practice, Management Analysis)。とは言え来週からCambridge Venture Projectが始まるので別の形での忙しい日々が始まる予感。Projectは地元のベンチャー企業がクライアントとなる実戦そのものなので面白そうです。

さてAccountingですが、終えてみて思ったのは、この科目は「つまらん」ということです。そもそも会計という内容そのものもそうですが(あくまで私にとっての話ですので悪しからず)、教え方に問題があったように思えます。限られた時間の中に沢山詰め込もうとしたせいか、とにかく超特急で進んでいくので、身になった!という実感を全く持てませんでした。各駅停車しか止まらない駅のホームに立ってたところ、目の前を特急列車が通り過ぎていったような感覚です。それがどこ行きだったのか確認できないうちに行っちゃった、みたいな。少しでもバックグラウンドがある人にとっては、それでも「ああ、あれね」とフォロー出来た内容だったのでしょうが、ド素人としてはやや不満な内容でした。他のクラスメートにもどうやら授業は不評だったようで、眠くなるとか、そもそも出てこなくなってしまった人すらいました。残念なことですが、これはフィードバックフォームに書かせてもらうしかないでしょう(授業が完結すると教授にフィードバックを書く機会が与えられます。レクチャーの質向上のためには大切なプロセスですね)。教授そのものはとてもいい人なんですけどね〜。

ちなみにこれに対し、Corporate Financeの方は、ド素人には難しいなりにも新たな事を学んでそれが身についているという実感を持つことが出来、面白みがあると言えます。Cold Callをされるかもという適度な緊張感と、何より授業の最後に必ず軽いケースをやるのでそれが理解度チェックの非常によい役割を果たしているからのように思えます。

AccountingはBS、PLの作り方とRatioだけテスト対策として復習するとして、Corporate Financeは引き続き頑張ってついて行こうと思います。
posted by kensuke at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月21日

Week 5

Duck Family

突然ですが、ケム川沿いにどうやら18匹のアヒルの家族が住んでいるみたいです。今まで何度か目撃したことがあったのですが、これは週末家の近くの公園を通っていたときに遭遇して撮ったもの。東京では100%あり得ない状況に娘はもちろん、自分たちも年甲斐なく大喜び。近くまで行って写真を撮りまくってしまいました。娘は最初は怖がっていたものの(自分の体と同じくらいあるので無理もありませんね)次第に慣れて、最後は「みるの〜!」と帰ろうともしませんでした。さらにこの後家へ戻る途中に牛のファミリー(これまた公園を普通に歩いている!)と白鳥一家にも出会いました。何度も書いてしまいますが子供には最高ですね、この街は。

とそれはさておき、また前回の書き込みから一週間近く経ってしまいました。だんだん週刊誌化してきているのでもう少しアップ率をあげれるようにしなければ(タイムマネジメントも重要)。

今週は新たにMarketingとOrganizational Behaviorという授業が始まりました。これでMichaelmas Term(一学期)の授業が全部スタートしたことになります。これに加えて今日はManagement Analysisのテストまであったので、少し変化のある週でした。Marketingは自分にとっては本命の教科だったので始まる前から楽しみだったし、実際に楽しめました。3時間半のレクチャータイムがいつもより全然短かった気がします。ただこの科目でカバーするのはマーケティングの4Pがメインでさほど目新しいことはなさそうです。とはいえケーススタディとかはそのプロセス自体が結構なラーニングになりそうです。今後も期待!Organizational Behaviorはいわゆる組織行動論。「大学でもそう言えばやったなぁ、けどなんも覚えてないぞ」、と思いながら取り組みましたが職務経験を得た後にレクチャーを受けると視線が変わるのでなかなか興味深かったです。この2科目とManagement Practiceは今後も注目です。

Management Analysisのテストは・・・ヴィミョーな出来。去年、一昨年の過去問までもらっていたので傾向は把握していたつもりでいましたが、難易度は上がっていたような気がします。加えて記述問題が多くなっていたので時間が足りない!という感じでした。このテスト、実は持ち込み可(懐かしい響き!)だったのですが、実際は持ち込んだ物を参照してる暇はありませんでした。ま、結果はどうであれ終わった物は終わったので気分を切り替えたいと思います。

今日はこれから日本人同級生のTさんに招待してもらったQueen's Collegeのフォーマルディナーに行く予定。初蝶ネクタイ&ガウン着用です。そして明日はAccountingの補習クラスみたいなのに参加して、Business Plan Workshopとかいう、ケースを読んでビジネスプランを書きましょう、というboot campに出る予定。また週末がつぶれます。そして日曜日はサッカーのリーグ2試合目があるのでそれに向けて・・・走り込みよく寝ることにします。
posted by kensuke at 01:53| Comment(2) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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