2007年02月25日

Wiiの戦略を考える

Clare Bridge

突然ですが任天堂のゲーム機WiiでMSXのゲームが遊べるようになるみたいです。
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070223/vc.htm

この記事を見たときは体が反応をせずにはいられませんでした(笑)。なんせ自分は思い切りMSX世代で、BasicとMSX版Ysシリーズとかにどっぶりハマって育った口ですので。任天堂のHPをみたら他にもファミコンからPCエンジン、NEOGEOとかまで幅広く昔のものが遊べるようになっているみたいです。全く知りませんでした。これは面白いと思いWiiの戦略について考えてみました。

Wii、PS3、X-Box360の三つどもえ体制になってからはそれぞれ独自色が強くなり、以前の世代よりもdifferentiationが目に見えてわかるようになった気がします。Wiiは明らかに子供から大人まで、ゲーム初心者も含めた幅広い層をターゲットにしているのに対し、PS3は最新技術を全面に推しだし、18歳〜20代後半の独身あたりのコアユーザをターゲットにしてるのがわかります。3社のシェアは先日FTにも載っていましたがWiiが68%、PS3が25%、X-Boxが7%でいつの間にかずいぶん差が開いているみたいです。

自分(家族のいる30代)の観点から見た3つのゲーム機の印象はこんな感じでしょうか。

【Wii】
@操作が簡単そうだし子供とも一緒に遊べそう。購入を検討するとしたら妻も多分これなら承認しそう(笑)。要は家族全員でも遊べそう。
AMSX始め昔のゲームで遊べるというのは非常に興味をそそる。
B比較的価格も手頃で手に届きやすい。そう言う意味では敷居が低い。

【PS3】
@クールなイメージもあるし、高機能なのでリアルなゲームとかで遊べそう。ブルーレイディスクは魅力。従来のゲーム機のありかたを超えた領域に入りつつある印象。
A技術が先行しすぎてソフトメーカに負担がかかってはいないか?コスト的にもソフトメーカが果たしてどれだけコンソールのポテンシャルを引き出すソフトを継続的に作れるのか疑問が湧く。
B高機能なのは素晴らしいが、ゲームの中身があまり複雑になってくると取っつきにくいし、この年になると面倒になってくる(笑)
Cブルーレイディスクプレーヤとして見たら安価で良いかもしれないが、まだHD-DVDとどちらが市場リーダーになるか見えない状況では購入を後押しする要因には(まだ)なりにくい。更にその場合多分自分は単体プレーヤを買う(その時はSonyで!)。
Dターゲット層の割には価格が高め?

【X-Box 360】
@あまり印象がない(申し訳ない)。どっちかと言えばPS3に近いスタンダードなゲーム機?価格も特段安いわけでもない。
ACost LeaderでもないしDifferentiatorでもないし、「Porter's U-Shaped Curve」で言うところのStuck in the middleというやつでしょうか。特段買う理由を見つけられない(いやホント申し訳ない)。Microsoftという冠がなかったらどうなってることか。

限られた情報や知識を元に独断と偏見に満ちた見方を書いてしまいましたが、なんとなくこのイメージがシェアにそのまま反映してるような気もしないでもないです。

レトロなゲームで遊ぶことができる機能を追加した任天堂の戦略は非常にうまいと感じずにいられません。3つのなかで小さな子供が一番取っつきやすいのは間違いなくWii。その財布を握っているのは当然その親である我々の世代。その世代に訴えかけるように懐かしのゲームのラインアップを揃えてある。売れないわけない気がします。この懐かしのゲームが遊べるバーチャルコンソールがどういう仕組みになっているかまでは詳しく知りませんがもし任天堂にしか出来ないのであれば非常に大きな強みです(いやファミコン系のソフトは任天堂しか扱えないから過去の資産を生かした独自の強みと言えそうです)。PS3とかでも似たようなことをやるのはもちろん技術的には可能なのでしょうが戦略イメージに合わないのでやらなそうです。あとWiiの親しみやすさでいうと、マリオを世代を超えたマスコットキャラクターとしてうまく使っている気がします。他のゲーム機には見られないアプローチではないでしょうか。

ここで湧いてくる疑問が一つ。果たしてWiiはBlue OceanなのかDifferentiatorの一つなだけなのか?PS3と比較する戦略キャンバスを作ったら結構違うグラフが出来そうな気がします。従来のゲーム機と違い、ターゲットオーディエンスも違えば、ユーザとのインターフェースとなるコントローラーの形も大きく変えたし、バーチャルコンソールで追随を許さない独自色を打ち出し、技術力一辺倒でなくわかりやすさ・使いやすさに重きを置いているし。ファミリーエンターテイメントの手段として見るとCompetitorの絵も変わってきそうです。ん〜、自分はBlue Oceanに一票でしょうか。
posted by kensuke at 08:46| Comment(6) | TrackBack(2) | 雑感・独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

Global Segmentation

Bush's World Map

今日のGlobal Marketingで面白いものがレクチャーに出てきました。Bush大統領の世界地図というもので(上の絵をクリックするとオリジナルサイズで見れます)、彼が世界をどう見ているかを(ジョークを交えて)描写したものです。これはレクチャラーのE先生が、Global Marketを考える際に地理を見て決めるのではなく、国境を越えたSegmentationベースで考えろという話をinitiateさせるために最初に出したものですが、かなりクラスの笑いを誘っていました。

今日のレクチャーはグローバルベースでEntry Strategyを考える際にどのようなステップを踏むべきかというものでした。まず最初にPESTELを使ったContext Analysis(PESTELのフレームワークの詳しい解説はStrategyの授業で出てきます)を行い、RegionなりCountryのSelectionをします。次に各国のマーケットをCustomerやCompetitorなどの側面から詳しく分析し(Country Analysis)、それぞれの国で同じセグメントに入ると思われるものを一つのマーケットとして考えます(Segment Consolidation)。なので、例えばContextから考えてUS,UK,Indiaにターゲットが絞られたら、次に各国で共通しているセグメント(例えば裕福層とか若年層とか)をまとめ、それを一つのターゲットマーケットとするわけです。マーケットが決まったら具体的なEntry Strategyを考えるわけですが、それにははおなじみのMarketing Mix 5Pを使います。確かに、国が違ってもユーザの趣向が同じセグメントはいくらでもあるわけで、それを一つのマーケットと考えてアプローチするのは効率的と考えられます。ただ実際の実行段階に入ると例えばPromotionなどは言葉や文化の問題も出てきますし、国別のアプローチが余儀なくされる部分もなきにしもあらずのような気もしますが。

ちなみにマーケットとして高いポテンシャルがあるとして何かと注目されている中国ですが、その中でも注目すべきはGeneration IIIと呼ばれている世代だそうです。年齢層18〜29、高学歴、西洋文化へのexposureがあり、「One-cut-above-the rest Mentality」を持っているセグメントで、中国の中でも特に莫大なPurchasing Powerを持つと言われているみたいです。彼らのbehaviorを分析し、うまくニーズにマッチしたものを市場に投入したら大きなビジネスチャンスがあるかもしれません。

ところで来週この科目でプレゼンをしなければなりません。L'Orealというフランスの化粧品メーカーのGlobal Strategyのケースです。自分がユーザになるわけでもないし、全くなじみがない業界なのでちょっとやりにくいです。

話は変わりますが、今日は先日Londonで面接を受けた会社とビデオ会議での面接がありました。最終と言われていたのですが今日の面接官の方の話しぶりだと、最終決断をする前にやはり一度face to faceで合ってから決めたいという感じだったので、どうやら前に進むことが出来たとしてももう一段階ありそうです。ビデオ会議での面談というのは初めてでしたがやはり難しいです。先方はこちらが映し出されるモニタと自分を映すカメラが左右にずれたところに設置されてた様子でしたが、話されるときはカメラ目線(こっちから見るとモニタ上でちゃんとこっちを見ているように見える)で話されており、かなり慣れておられる感じでした。自分は話すときも聞くときも相手の姿が写されたモニタばっかり見ていたので先方から見ると違和感があったかもしれません。カメラに向かって話す・・・普段やらないのですぐには出来ないですよね。
posted by kensuke at 03:25| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

How to run a meeting effectively

Sunset in Grantchester

今日は昼休みの時間にLord Wilson of DintonがゲストスピーカーとしてJBSを訪れてくださり、How to run a meeting effectivelyという内容の講演をしてくださいました。2002年までイギリス政府に勤めていたため、実例がマーガレット・サッチャーの首相当時の話であったりブレア首相の事であったりしたので非常にプレーンなトピックである割には話に迫力がありました。どのように効率的に会議を運営するか。Tipsは当たり前のようなことでもありましたが体系立てて考えることもあまりなかったので講演は意識を整理する良い機会でした。そんなわけでkey takeawaysを書き記しておきます。

<ミーティングに先駆けて>

・本当にこのミーティングはやらなければならないのか自問する。もしYesであればなぜか?
・ミーティングを行うことにかかるコストをざっと計算する(時間x人数x一人あたりのコスト)。それを使ってでもやる価値があるのか?
・ミーティング前に準備する資料はA4片面以内に収める(Max1枚半)。Problems, Options, Argument, Cost, Questions that need answers foundなどを簡潔に記す
・資料は事前に配ったとしても参加者は基本的に読んでいないことを念頭に置いておく。が、ミーティングの効率のためにも出来る限り読んでおいてもらうよう努める
・議事録を取る人をあらかじめappointしておく(後から参加者の誰かに作成するよう依頼しない)

<ミーティング中>

・オープニングはIssue Statementからまず始め、このミーティングで何をachieveしたいのかを明言する。ミーティングの長さもあらかじめ宣言して、全体のフレームワークを参加者につかんでもらうようにする
・議論が始まったらChairmanとして一歩引いたところでそれを見守る。あとNever lose temper(笑)
・誰かが非常にポイントとなる重要なことを言ったときは、「今のは非常に大切なことだと思う。彼が言ったのは・・・」以下内容を復唱し、全員に理解を行き渡らせる(ナレーション)
・議論が白熱しているにも関わらずあまり内容に進展が見られない場合は一端間に入り、「we're in the meeting for xx minutes but we haven't got to a focal point」のように軌道修正を行う(コントロール)
・参加者はそれぞれ違うobjectiveや立場でミーティングに来ていることを理解した上で、最終的には参加者全員の間で一定のconsensusを得ることを目標とする
・ミーティングの終わりには必ずwhat decided, who is doing what, when and howをはっきりさせ、全員の合意を得る

他にも色々ありましたがキーだったのはこのあたりだったかと思います。いいChairmanというのはミーティングにダイナミズムを生ませることが出来る人で、それはまたリーダシップスキルの一つだともおっしゃっていました。

なんとなく分かり切ったことですし簡単な事のように感じますが、実際にこれらを実践出来ているかというと自分はほど遠いところにあり、考えさせられるものがありました。

余談ですが、Cambridgeのレクチャラーの中では例えば新しい学長やStrategyのA先生などはクラスディスカッションを盛り上げるのが非常にうまいですが、きっといいChairmanになるのではないでしょうか。ガンガン生徒から意見を引き出す割にはうまくたまに間に入り、最終的に自分が意図した方向に結論を導いていくことを時間内に完璧にかつ自然にやってのけているような気がします。
posted by kensuke at 08:54| Comment(9) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

Easter Term Electives

Clare Bridge

Lent Termも半分以上過ぎたところで早くもEaster TermのElectiveを決めないとならない時期が来てしまいました。選択できるのは4科目でリストにあるコースは以下の通り(各3単位)。

Advanced Strategy
Capital Markets
Change Management
Emerging Technology Entrepreneurship
Entrepreneurship: How to Run and Start a Company
Global Macroeconomics
Hedge Funds
Liberalisation & Regulation of Financial Markets
Managing Corporate Reputation
Marketing Myths
Mergers & Acquisitions
Practical Approach to Managing Innovation
Risk Management in Global Banking
The Science of Marketing
Services Marketing and Management
Strategic Brand Management
Supply Chain Strategies
Venture Capital

先日これらのElectiveについてのOverview Presentationがあったのですが、全ての科目について話を聞くことは出来ませんでしたがどれもなかなか面白そうでした。特にEntrepreneurship関連の科目は刺激的かつ実践的で非常に面白そうです。今のところ頭にあるのはStrategyとBrand Marketingそれからアントレ系の科目ですが、Course Outlineを見ながらもう少し良く考えてみようと思います。

Easter Termはこれらの選択科目以外に必修としてCorporate Governance and Ethics(5単位)とCambridge Leadership(単位なし!Negotiation Skillの事だと思われます)があります。後もちろん卒論に該当するIP(Individual Project :15単位)です。
posted by kensuke at 12:23| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

King's College Formal

King's College Formal

今日はKing's CollegeのFormal Dinnerに行ってきました。Cambridgeにいる間に是非実現したかったことの一つだったので充実のひとときでした(Thanks to クラスメイトのバルバドス人M!彼はMBAで唯一King's所属で、他のクラスメイトが一人でも多くここのFormalに参加できるようほぼ毎回全員に招待のメールを出し、自らもその度に参加しているみたいです。メールを全員に出した直後はレスの嵐で1,2分ですぐ枠が埋まってしまうくらいの人気度です。今回はextra ticketがゲットできたみたいで通常2名までのゲスト招待の所8人までOKで、かつたまたま自分がPCの前にいたときに彼のメールを受け取ったので速攻返事をしたところチケットを貰えました)。参加フィーは一人13ポンド(酒代別)。振り返ると、この価格は料理の質を考えると高いですが、total experienceを考えると妥当と言えるかもしれません。

King's College Formal
フォーマルが始まる前のDining Hallの様子

今回のフォーマルはレギュラーなものだったので特にFellowがいるわけでなく、通常なら食事前にやる儀式(全員起立の上、銅鑼をドーンとならしてラテン語でゴニョゴニョ呪文を唱える、等)もなく、ある意味カジュアルな感じでした(服装も蝶ネクタイにガウンとかではなく通常のスーツでOK)。酒類は完全にBYOで、自分で外で買って持ち込むか(持ち込み代1ポンド)、Dining Hallの地下にあるワインセラーから別途購入という形でした。我々は現地で購入しましたが、そこそのバラエティーで価格は4〜8ポンドとなかなかリーズナブルな感じでした。

King's College Formal
一つのテーブルをMBA軍団で占領

最初はみんな着席で普通に静かに食事をしていましたがだんだん宴もたけなわになってくるとみんなあちこち席を動き始めたりして落ち着きのない雰囲気になっていました。Undergradが結構多かったので(というか大多数だったので)、なんというか、「大学生はどこの国に行っても同じだな」と言うか「若いっていいな」と言うか、そんな感想を抱きました。Harry Potterのような雰囲気とは違うとは聞いていましたがこの事かな、という感じです(笑)。

なかなかフォーマルとかに参加する機会を得るのは難しい状況ではありますが(子供がいたりするとなおさら)、他にも制覇したいカレッジが沢山あるので頑張って色々回ってみたいと思います。
posted by kensuke at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

GCP Chaos

Statue of Newton, Trinity College

Lent Termの終了直後にGCP(Global Consulting Project)が始まりますが、現在そのチーム編成が佳境に入っており、かなり混沌とした状況になっています。ふと振り返れば自分は人気プロジェクトの最大の激戦区の中におり、一番ドタバタしている集団の中にいた気がします。すでにチーム間争いの嵐は過ぎ去った感はありますが、諸事情により一人だけ揺れ動いているような状況にあります。ちなみに今までの経緯+現状は以下の通り。

Michaelmas Termの時、初めてGCPについてブリーフィングがあった際、CVPでも一緒のチームだったインド人Bと、プロジェクトの興味が似ていたのでGCPでも一緒にやろうと合意(IT系、テレコム系)。

その後、自分は中国人Jが同じ志向であることを知り一緒にチームを組もうと招待。平行してBもマレーシア人Sをスカウトしており、4人チームができあがる。とりあえず一安心。

Lent Term開始直後4人で集まり、お互いの志向を再度確認し合い、このメンバーでプロジェクトを探すことで再合意。

マレーシア人Sが別分野の別プロジェクトのチームに誘われ、そちらになびいてしまう。3人チームに逆戻り。

ポーランド人Dとインドネシア人Mがチームに合流することになり、なんとか5人チームのできあがり。本格的にプロジェクトの選定に入り、SE社を第一希望、HP社を第二希望と決める。そのうちHP社は、一足早くチームのCVを見てOKかどうか選別したいとの事だったのでSE社応募の前にそちらに応募し、その後で本命SE社にアプライすることに決める(HP社が仮にOKだとしてもSE社がOKだったらHP社を蹴ってSEにするつもりだった)。

Facultyのミスコミュニケーションで、もしHP社がOKを出したらそれにコミットしなければならないとの連絡をもらう。それならばとHP社へのアプライを撤回。SE社一本に決めてアプライする(この時点で2チームのビッドになることはわかっていたが、公正な判断での落選であればそれは潔く諦めようという覚悟は出来ていた)。

ここで思わぬcompetitor出現。ずっと昔にDCM社のプロジェクトをやることで決まっていたチームが、DCM社の都合により?(詳細は定かでない)プロジェクトがキャンセル。どうやらSE社にアプライしたらしく、3チームでのビッドに。

結果発表。なんと元DCM社チームがプロジェクトをゲット。落選した我々は振り出しに戻るが、HP社のオプションが残されていることを知らされる(以前うちがHP社に応募していた経緯があったので、どうもFacultyが他のチームにここにはアプライするなとpersuadeしていたらしい)。

どうも裏でよからぬ力が働いたのでは(DCM社の都合でプロジェクトがなくなったので好きなプロジェクトを優先的に選ばせたのでは)という疑念をもった負け組2チーム(我々含む)のメンバーは憤慨気味。Facultyへの不信感を募らせつつもそれはさておき、我々のチームはHP社へ今度こそ応募することでほぼ合意(現在進行中。ここへ至るまでも、SE社が駄目なら自分は他の案件にする!とそれぞれ言い出し、一瞬チームが空中分解しそうになったり。)

が、ここで、自分がこれとは全く無関係にジョブアプライしていたSE社と面接をする事が決まる。SE社のプロジェクトをやっていたことがオファーの確率をどれだけ上げるかは未知数でありながらも、SE社のプロジェクトが自分にとって「単に興味がある案件」とは意味合いが違ってくることに。

Faculty含め、関係者に事情を伝えると、自分のチームメンバーはそういう事情ならそっちの案件に移っても良いのでは?と一応後押し(SE社案件をゲットしたチームは現在4人で1人空きあり)。SE社をゲットしたチームのメンバーは自分がそこに加わることについてはみんな概ねOKしてくれている様子。SE社はもう一人追加することには意義はない模様。さあ、どうする?自分?!


という状況です。GCP=仕事という図式は必ずしも成り立ちませんが、GCP後にインターンをオファーし、その後正式なオファーへつなげる会社も少なくなく、場合によってはプロジェクトの選定は結構真剣な問題になる場合もあります。SE社とHP社どっちに就職したいか、と言えば自分の場合はSE社になります。面接をこれからやることもあり、心の奥底の気持ちは断然SE社に傾いています。

が、やはり自分の事情だけで勝手に動いて良いのかという事情もあります。もしSE社へ一人だけ移るというオプションを本当に取った場合、今のチームメンバーとどのように片をつけるか。みんなやりたかった案件でもあるので普通に考えるとポジティブな反応にはなりえないでしょう。面接が入った事情とかもみんな知っているのでそれなりに理解を示してくれるところを期待したいところですが、実際の所はどうなのかわかりません。自分に対しては「遠慮せずに行け」とも言ってくれていますが、実際はどういう心境か計り知れず。平行して良心の呵責というものにも悩まされます。

人を取るべきかプロジェクトを優先すべきか。ナイーブすぎ?もっとドライに行くべき?というよりそもそも考えすぎ?

悩みは続きます・・・(と言っても期限は明日までなので明日最終決断を下し、SE社行きオプションを取った場合は政治的な動きを余儀なくされそうです(笑))。
posted by kensuke at 10:07| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

Snow in Cambridge!

River Cam

今朝起きたら外は一面雪景色でどえらいことになっていました。ここ最近夜は激しく冷え込んでいたので、いつ雪が降ってもおかしくない気候でしたがいきなりここまで積もるとは思いませんでした。というわけでこの非日常的な景色をカメラに収めておこうと、今朝はいつもより1時間近く早く家を出て寄り道しながら登校しました。自転車は危なそうだったので、徒歩でケム川、数学橋、King's Collegeなどを回ってきました。

Mathematical Bridge
数学橋。ここからの景色はいつ見ても様になります。

King's Chapel
King's Chapel

King's CollegeからはCorpus Christi、Pembrokeとかのカレッジを覗いてからJBSにたどり着きました。学校では、雪の中のJBSの写真を募集しており、Sir Paul Judge(学校のbenefactor)が気に入った写真には100ポンドの賞金が貰えるコンテストをやっていましたので、とりあえず何枚か送りつけてやりました(笑)。はっきりいって平凡な建物の写真なのでどうも工夫のしようがありませんでしたが・・・。

Judge Business School
Judge Business School

ところで今日は長い一日でした。Information Systemsという科目で明日プレゼンがあるのですが、今日の午前の授業が終わった後、昼からずっとその準備に追われていました。1時に始めて終わったのは結局10時頃だったでしょうか。途中休みをちょこちょこ入れましたが9時間の作業はさすがに疲れました。そして明日のプレゼンは最初の半分を担当することになりました。よくよく考えたら今までグループプレゼンでイントロを担当したことがなかったので今までにない緊張感があります。とりあえずボロを出さずにすむよう今から練習してから寝ることとします。
posted by kensuke at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Cambridge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

Brazil vs Portugal

Emirates Stadium

今日はロンドン郊外のFinsbury Parkという場所にあるArsenalの本拠地、Emirates Stadiumでブラジル対ポルトガルの代表戦があったのでMBAのクラスメート数名と見に行ってきました。個人的にはイギリスで初のサッカー観戦。絶対に一度は行かなければと思っていたので良い経験となりました。



キックオフは夜の8時からと結構遅めでしたが、みんなで少し早めに電車でFinsbury Parkまで移動し、駅前のPubでビールを注入しながら選手に負けじとウォームアップをしていました。座った席は上段だったので結構遠いかと思いましたが、ピッチと観客席の間があまりなかったおかげか比較的よく見える所でした(選手の背番号と、視力が良ければ名前も読めるくらい)。



試合中は日本ではあまり味わえなかった雰囲気と迫力がありました。これでも代表戦なのでおとなしい方だったと思います。これがプレミアリーグの本当の試合だったらすごいことになっているのでしょう。会場は母国を応援するブラジル人によるサンバのリズムのドラムが絶えず鳴り響き、ゴールを待ちわびるかのようにウェーブが何回も起きていました。ちなみに結果は2-0でポルトガルの勝ち。ブラジルが有利かと思っていましたが予想が覆されました。

以下、写真で雰囲気を伝えたいと思います。


選手入場のシーン


試合開始前の黙祷


ポルトガルのコーナーキック


ブラジルのフリーキック


ポルトガルのキャプテン、クリスティアーノ・ロナウドによるフリーキック。ちなみに今日は彼がボールを持つ度に場内激しいブーイングが鳴り響いていました。プレミアであまり好かれていないのでしょうか?


得点して喜び合うポルトガル勢
posted by kensuke at 10:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感・独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

Global Marketing

Sunset in Grantcheter

今日は自分が選択していたGlobal Marketingのelectiveが始まりました。この授業の講師のDr.Eは非常に"culturally offending"でcontroversialなコメントをよくする方で、Michaelmas TermのMarketingの授業の時も一部生徒からクレームが入っていたほどでしたが、今日の授業を聞いているとそんな事にとらわれていては駄目なんだな、ということをつくづく感じさせられました。特に"Global" Marketingとなると国境を超えた戦略となるので文化なり風習なりでoffendされることはしょっちゅうで(その逆もまたしかり)、それが駄目ならマーケターにはなれない、というわけです。

今日のセッションはこれから始まるイントロという感じでしたのであまり踏み込んだことは一切やりませんでしたが、think out of the box → forget what's inside the box とか、always challenge your underlying assumptions(クリティカル・シンキングの一環ですが)、その他Complex thinking、Cultural thinkingなど、グローバル・マーケターとして必要なマインドセットみたいなのを紹介しており、なかなか興味深かったです。この科目がこれからどれくらい負荷がかかってくるのかはわかりませんが、内容に関しては楽しみに出来そうです(授業もかなりentertainingで、クラスも常に笑いの渦に包まれていました)。

この科目はelectiveなのでわずか3単位(通常は4〜6単位)、Class Participationが20%(発言も数より内容重視)、グループプレゼン30%、個人アサインメント50%という評価方法らしいです。
posted by kensuke at 09:56| Comment(3) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

FT Rankings



2007年のB-School FT Rankingsが発表になりました。これらのランキングはあくまでも一指標に過ぎず、学校を評価するときに鵜呑みにすべきでないと前置きをしつつ・・・Cambridge MBAは昨年の35位から15位とグッとランキングが上がり、在校生としては喜ばしい内容のものとなりました。

http://rankings.ft.com/rankings/mba/rankings.html

一時期Cambridgeは、FTがランク付けするときのcriteriaを無視してアカデミックな内容に走りすぎた時期があり、そのためFTからはずいぶん低く評価された時期があり、それが今でも尾を引いている、みたいなことをMBA Marketingチームから聞かされたことがありましたが(確かに他のランキングでは健闘している割にはFTは低かった)、それを改善した結果が現れ始めたと見て良いのかなと思われます。

ランキングは相変わらずUSのM7(Kelloggはえらく低いですが)の中にヨーロッパの常連(LBS, Insead, IMD)+最近かなり伸びてきているスペインのIEが食い込んでいるという図式ですが、これらの中に更に食い込めれば学校としては万々歳でしょう。他では中国のCeibsという学校が11位に入っているのが驚きです。中国のMBAはこれから更に注目される存在になるのでしょうか。またアジア勢でいえばシンガポールの学校もちらほら見受けられますが、日本のMBAもそのうちこういうところに姿を見せる日が来るのでしょうか。

posted by kensuke at 23:02| Comment(2) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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